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永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

千差万別!「味噌煮込みうどん」における玉子の楽しみ方

なごやめし

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名古屋ではここ数日間、ずっと寒い日が続いている。こんな日は熱々の味噌煮込みうどんが食べたくなる。メディアで頻繁に取り上げられる有名店も旨いが、ほかにも市内には美味しい味噌煮込みうどんを食べさせてくれる店が沢山ある。

千種区の大久手交差点の近くにある『山本屋 大久手店』はお気に入りの店の一つ。先日、ある打ち合わせを兼ねて、ココで昼食をとることになった。

注文したのは、「玉子入り味噌煮込みうどん」にご飯と漬物、サラダ、小鉢2種が付くランチメニュー「玉子入り味噌煮込みうどん定食」。

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味噌煮込みうどんを食べるとき、いちばんテンションがアガるのは、やはり目の前に運ばれたときに土鍋を開ける瞬間だろう(笑)。土鍋の蓋を「とんすい」の代わりに使うという実用的な意味もあるだろうが、このドキドキ&ワクワク感を楽しんでもらおうという店側の確信犯的な意図すら感じる(笑)。

味噌煮込みうどん」もほかの「なごやめし」と同様に、'05年の万博開催の時期に脚光を浴びた。前にも書いたが、蓋を「とんすい」代わりにして食べることや麺を食べ終わった土鍋にご飯を入れて「おじや」にして〆るなど、メディアはいろんな食べ方を紹介していた。

しかし、それは味噌煮込みうどんを面白おかしく伝えるためのものだった。私もかつて拙著『なごやめし』で担当の編集者に言われるまま書いてしまったことを猛省している。この場を借りてお詫びしたい。誠に申し訳ありませんでした。実際には味噌煮込みうどんに決まった食べ方なんてものはなく、好きなように食べればよいのである。

私の場合、必ずご飯を注文する。しかし、ご飯の上に麺をのせて食べたりはしない。いや、麺を食べている途中でガマンできずにご飯を食べたとしても茶碗の半分くらいは必ず残す。それと、玉子は絶対に潰さない。黄身を避けながら麺やネギ、かまぼこなどの具材を食べて、最終的に土鍋の中にはつゆと玉子のみにする。

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ここでご飯の出番である。レンゲで玉子をすくってご飯にオン。さらにつゆをレンゲで2、3杯かける。そして、レンゲで黄身を潰して、つゆと混ざり合った部分を頬張る。うっ、旨すぎる!味噌おでんもそうだが、豆味噌と玉子の組み合わせは絶対にハズレがない。これが食いたいがために味噌煮込みうどんを注文すると言っても過言ではない。おかげで冷え切った身体が足のつま先までポカポカになった。ご馳走様でした♪

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さて、味噌煮込みうどんにおける玉子の楽しみ方については、いろいろこだわる人も多いようだ。今年9月に栄の『オアシス21』で開催された愛知県めんるい組合主催のイベント「千差万別 みそ煮込みうどん ワールド」(↑画像)で配布されたパンフレット(↓画像)には、実に興味深いことが書かれてあった。以下に抜粋して紹介しよう。

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「みそ煮込みの楽しみ方」場外編 ~玉子の楽しみ方 いろいろ~

一.最初に呑水(とんすい)に玉子を取り出してそれに麺をつけて食べる人あり

二.「玉子をよく煮込んでください」と言う人あり

三.「玉子を2個入れてください」と注文する人あり

四.煮込むとき、溶き玉子にしてくれと頼む人あり

五.「生玉子もください」と注文、それを呑水で溶いて、すき焼きの様に食べる人あり

もちろん、玉子の追加は有料であるが、ホントに名古屋人はどれだけ玉子が好きなんだよって(笑)。でも、「五」のすき焼きの様に生卵に麺をくぐらせて食べる発想はなかったな。今度やってみよっと♪