永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

正真正銘のハンバーグ師匠が作る「味噌煮込みハンバーグ」は悶絶するほどの旨さ。

つい、この前まで暑いと思っていたのに、今はもうすっかり秋。寒さも日を追うごとに増している。こんな季節に食べたくなるのは、熱々の味噌煮込み。しかし、今回紹介するのは、味噌煮込み味噌煮込みでも、うどんではない。

f:id:nagoya-meshi:20171028101811j:plain

なんと、それはハンバーグ。地下鉄桜通線吹上駅の近く、昭和区折戸町の『和魂洋食 朋』の「味噌煮込みハンバーグステーキ」(180グラム・1340円)だ。

県外の方からすれば、かなりキワモノに見えるだろうが、実は、市内のハンバーグ専門店や洋食店で味噌仕立てのソースでいただくハンバーグをたまに見かける。味噌煮込みハンバーグも、まぁ、あるっちゃぁ、あるメニューなのだ。

では、なぜゆえに私がこれを推すのか。それは、ハンバーグを抜いたソースの部分の完成度があまりにも高いのである。いや、もはやこれはソースとは呼ばない。味噌煮込みうどんのつゆそのものなのだ。

「豆味噌をベースにブレンドした味噌に鰹の一番だしを合わせていますから、おっしゃる通り、ほとんど味噌煮込みうどんのつゆですね(笑)」と、店主の藤本幹人さん。

f:id:nagoya-meshi:20171028105718j:plain

このメニューがスゴイのは、食べすすむうちに肉汁とともに旨みがつゆに溶け出して、どんどん味が変わっていく点だ。これは使用している肉のクオリティが高いことも意味している。外国産の安い牛肉を使っていたら、もっとしつこくなるだろう。

「ハンバーグに使う挽き肉は、宮崎県産の黒毛和牛と愛知県産の豚です。やはり、脂の口溶けがまったく違います」(藤本さん)とか。

さらにウレシイことに、このメニューはライスが付く。ハンバーグをおかずに食べてもイイのだが、私の場合、少し残しておいて、ハンバーグを食べ終わった器に投入してリゾットにする。いわゆる“追い飯”である。これがもう、悶絶するほど旨いのだ。人目をはばかることなく、「ハンバァーーーグ!!!」って叫びたい(笑)。

『和魂洋食 朋』では、この「味噌煮込みハンバーグステーキ」以外にも定番のデミグラスソースで味わう「朋ハンバーグステーキ」(180グラム・1010円)やチーズがハンバーグの旨みをさらに引き立てる「チーズハンバーグステーキ」(180グラム・1240円)など約30種類が揃う。

f:id:nagoya-meshi:20171028111328j:plain

ここまでメニュー数が多いのは、店主の藤本さんが常にハンバーグのことを考えている、正真正銘の“ハンバーグ師匠”であるからにほかならない。やはり、料理は作り手の人柄や生き様そのものなのだ。