永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

変態焼肉バンザイ!

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↑天白区『天火山』の「薄切り塩カルビ

寿司と焼肉。嫌いな人はそんなにもいないだろう。しかし、それぞれの楽しみ方は大きく異なる。

これは私の持論だが、寿司は自分へのご褒美で1人で食べに行くか、記念日に大切な人と2人で行くのがベストだと思っている。

寿司を口の中に入れると、シャリがほどけてネタの旨みと一つになる。その瞬間、全身の細胞が喜んでいることがわかる。しかし、その喜びは自分自身が無言で噛み締めるものなのである。

だから、寿司は1人か2人で行くのがベストなのだ。

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↑肉とキムチをオン・ザ・ライスで

一方、焼肉はどうか。

噛むごとにほとばしる肉汁と脂。奮い立つような旨さに

「うんめーーーーーっ!」と声を出さずにはいられなくなる。いわば、喜びを外へ向けて表現し、多くの人とそれを分かち合うのが焼肉の楽しみ方なのである。

少し前、私のFacebookで友人たちをザワつかせたことがあった。

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↑福田知鶴さんと『天火山』の店主、丹羽一幸さんと末美さん夫妻

福田知鶴さんが20年来通っている天白区の焼肉店『天火山』へ知鶴さんの友達やカメラマン仲間たちと食べに行ったときのこと。

あまりの旨さに、おっさんもおばちゃんも年齢も忘れて、大騒ぎしてしまったのである。さらに、私も含めてカメラマンが数人集まったものだから、どこからともなく

「焼肉を食べてるだけなんだけど、エロい写真を撮ろうぜ♡」てな話になり、私と知鶴さんがモデルになった(笑)。そんなことから、仲間内で『天火山』での食事会を「変態焼肉」と呼ぶようになったのである。

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↑『天火山』の〆ごはん「牛めし」に卵黄をトッピング

それをFacebookにのせたところ(現在は非公開)、友人たちをかなりザワつかせてしまった。それどころか、Facebookでつながっている人とリアルに会うと、

「『変態焼肉』って…。アレ、何なんですか!?」と、聞かれるようになった。

一昨日、取材で訪れた店のオーナーシェフにも同じことを言われた。彼とはFacebookでつながっていたものの、初対面だったのだ。しかも、

「ヤバイ人が取材に来ると思ってました」って(笑)。

いやいや、たしかに私の周りは変態だらけだが、私はマトモだから!言ってみれば、珍獣を眺めるスタンス(笑)。くれぐれもそこは間違えないようにしていただきたい。

matomeshi.jp

ちなみ『天火山』は、『まとメシ』でも福田知鶴さんとともに紹介させていただいた。大騒ぎしつつも、グルメライターとしての仕事は忘れてはいないのだ(笑)。