永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。

先日、小牧市の『ギョーザ・ラーメン 大八』へ行って以来、チャーラーにハマっている。

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これは仕事でも何でもない。質・値段ともに『大八』を凌ぐチャーラーを出す店があるのかが気になって仕方がないのである。

昔、取材する店のリサーチのため、1週間から10日ほど毎日同じものを食べていたことがあったので、連食は慣れている。ただし、身体にはすごく悪いが(笑)。

食べまくってリサーチした10数年間で体重は約20キロも増えてしまい、健康診断でメタボ認定をされてしまった。いや、そんな話はどうでもよい。とにかく、出かけた先でチャーラーを出す店があれば立ち寄るようにしているのである。

ってことで、先日、金山駅へ行ったので、駅前の長谷川ビルの地下にある『麺や 大一番』で昼食を摂ることにした。ここは町中華ではなく、ラーメン店だが、半チャーハンのセットがあるのだ。で、注文したのは、デフォルトの「中華そば」(780円)と「半チャーハン」(200円)。

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まずは、中華そば。澄んだスープに具材はチャーシューとゆで卵、メンマ、海苔、ネギと、まさにクラシック・スタイル。やや、醤油の角のある辛さが気になったが、十分許容範囲。

このテの中華そばは、ほぼハズレがないので安心して食べられるからいいね。でも、探すとなると意外に少ない。前に親しいラーメン店の店主に聞いたのは、澄んだスープの、いわゆる中華そばは、昼のメニューとしてはアリだが、がっつり食べたい夜は向かないという。だから中華そばを主にしている店が少ないのかもしれない。

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で、半チャーハン。パラパラの食感で口の中に入れると、醤油が焦げた香りが広がる。たしかに美味しかったが、油が多くて私のような中年のオヤジにはちょっとキツかった。ラーメンのスープも醤油の味が濃いので、このチャーハンを合わせると、味がケンカしてしまうのだ。チャーハンを注文するより、無料の白ご飯の方がラーメンには合うような気がする。

チャーラーの美味しさや楽しさは、チャーハンとラーメンがそれぞれ旨くてもダメで、交互に食べたときの調和にあると私は思っている。

チャーラーの旅はまだまだ続きそうだ。