永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

嗚呼、あんかけ焼きそば。3

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久しぶりにあんかけ焼きそばが食べたくなり、食べログでチェック済みの名古屋市北区『餃子会館』へ行ってきた。ここには「五目あんかけ焼きそばランチ」があるのだ。

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店へ到着したのは、12時ジャスト。すでに店内は満員で、カウンター席が空いたのでそこへ案内された。客はサラリーマンが大半。かなり人気店のようだ。

その理由はランチメニューを見てわかった。平日は日替わりランチ(この日は唐揚げ)やあじフライランチ、担担麺ランチ、台湾丼ランチと、種類が豊富。しかも、すべて700円と安いのだ。

また、醤油またはラー油、とんこつのラーメンと炒飯またはホイコーロー飯、天津飯を選べる「ラーメンセット」(750円)もあった。チャーラーも惹かれたが、やはり、ここは「五目あんかけ焼きそばランチ」だ。

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満員だったこともあり、料理が出てくるまで15分ほどかかった。まぁ、それは仕方がない。ランチにメイン料理のほかに何がつくかメニューに書かれてなかったのでわからなかったが、ご飯とスープ、サラダ、漬物、デザートが付く。これで700円なら安い。

メインの五目あんかけ焼きそばは、なかなか麺までたどり着けないほど具だくさん。具は、豚肉と白菜、キャベツ、ニンジン、タケノコ、モヤシ、ホウレン草、キクラゲ、うずら卵。この写真では見えないが、イカとエビも入っていた。

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見た目よりも味付けはあっさり。白菜やキャベツがしっかりと煮込まれていてほんのりと甘い。餡に染み出した野菜や豚肉、魚介の旨みが箸の動きを加速させる。あっ、餡の中からもう一つうずら卵を発見。何だかトクした気分(笑)。

ようやく麺にたどり着いた。おや?麺は1人前の半分くらいと少ない。が、具がたっぷりなので全然問題ない。逆に1人前あったら食べきれないだろう。麺に焼き目もあって、具材とともに口に入れると香ばしさも広がる。うん。「五目あんかけ焼きそば」としてはかなり私好みの味だ。

事前に食べログでチェックしていたので、私が求めている「海鮮あんかけ」ではなく、「五目あんかけ」であることはわかっていた。だからといって町中華で「海鮮あんかけ」を諦めたわけではない。あんかけ焼きそばの旅はまだまだ続く。