永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。5

半年ほど前にオープンした近所のラーメン店『池めん 北名古屋店』に行った。

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通常400円の「半チャーハンが平日ランチタイム限定で300円だったので、「濃厚豚骨ラーメン」(通常750円が現在は590円)も注文して、チャーラーにしてみた。

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まず、出されたのが「濃厚豚骨ラーメン」。その名の通り、濃厚なスープだが、巷のとんこつスープと比べてくさみもないし、重たくはない。麺との相性も良い。ラーメンWalkerのキングオブ静岡ラーメン中部地区で1位はダテではない。

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しかも、キムチなど漬物食べ放題のサービスも。途中で味変をしようと思い、キムチと高菜、紅ショウガなどを沢山盛り付けた。あ、そういえば、スープ飲み放題もやっていたが、ラーメンも汁物ゆえにこちらは遠慮することに。

しかし、ラーメンのスープが異常に少なく、丼の半分チョイしか入っていない。そのため、キムチや高菜を入れると、スープが冷めてしまうのだ。ラーメンそのものは悪くない。っていうか、むしろ旨い。それだけに残念である。

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致命的だったのは、チャーハン。半チャーハンといえども、しっかりと量がある。作るところを見ていたのだが、中華鍋の振り方もよかった。期待通り、レベルが高いものだった。『うま屋』と同様に、名物になる可能性すら感じた。

とても残念に思ったのは、出てくるタイミング。ラーメンを完全に食べ終わってから目の前に運ばれたのだ。この日、厨房には調理スタッフがたった1人。ってことは、ラーメンもご飯ものもすべて一人で作らねばならない。提供するのにタイムラグが生じるのは仕方がないとは思うが、あまりにも遅すぎる。どうか、オペレーションを再考してほしい。

何度も書くが、チャーラーの醍醐味は、ラーメンとチャーハンを交互に食すことにある。別々に出てくるのなら、注文した意味がない。