永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

次男と焼肉。

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今春、高校を卒業して、大学へ入学した次男。そのお祝いをせねばと思いつつ、仕事が忙しくて延ばし延ばしになっていた。今夜、女房は職場の送別会。長男はアルバイト。と、いうことは、今夜は私と次男の2人きり。行くなら今日しかないということで、行ってきた。

あ、わが家では、学校を卒業すると、私とサシでメシを食うというルールがある。それも、私が仕事で見つけた、自信を持ってオススメする店で。

私は頭が悪いので勉強を教えることはできない。でも、生きていく上で必要なことは教えられる。親父とのサシメシは、「本物」を知るということと、大人になれば、こんな旨いものが喰えるようになるということを教えるためである。

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次男のリクエストは、3年前に高校の入学祝いでも食べた焼肉。店は、地下鉄伏見駅からすぐの『前沢牛舎 伏見屋』。

www.fushimiya.info

ここは、店名の通り、名古屋で唯一、岩手県産の前沢牛が食べられる。『おとなの週末』の覆面調査で名古屋の焼肉店を十数軒食べ歩いたとき、いちばん美味しいと思った店だ。もちろん、ここよりも旨い店もあるだろう。コスパや接客、雰囲気など総合的に評価して、ここがナンバーワンだったのだ。

ここで必ず注文するのは、1人ひと切れずつ5種類の部位が楽しめる「本日の五種盛合せ(2名盛)」(2880円)。

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この日の内容は、定番の「カルビ」。

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これまた定番の「ロース」。

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ここからがやや変化球。脂が多めの「中落ちカルビ」。

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しっかりとした味が楽しめる「肩ロース」。

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ロースでも十分にやわらかいのだが、さらにその上をいくやわらかさの「上ロース」。

いちばん最初に紹介した「カルビ」から食べていくのがルールなのだが、まず、ド定番の「カルビ」を食べると、あまりの旨さにヤラれる(笑)。上品すぎる脂の口溶けと炭火のジューシーさに悶絶するほどなのだ。

そして、これまたド定番の「ロース」は、やわらかい食感と赤身ならではの濃厚な味わいにヤラれてしまう(笑)。

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定番ですらこれほど旨いから、当然変化球も旨いに決まっている。次男が気に入ったのは、「中落ちカルビ」。焼肉チェーンでも見かけるが、脂が多すぎて私は敬遠するメニューでもある。が、ここのは脂が口の中でスッと消えていく。まったく、しつこくないのだ。

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私のお気に入りは「上ロース」。キムチをのせた上ロースをオン・ザ・ライスで。ひと切れの肉で、この茶碗の中にあるご飯の半分くらいはイケる(笑)。それほどご飯がススム君なのだ。

「本日の5種盛合せ」を平らげた後は、「赤身ロース」(1200円)を堪能。これでも十分に旨いと思ったのだが、そのはるか上をいっていたのが希少部位の「イチボ」(1880円)。

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ここの「イチボ」は、友人2人と行ったときに必ず注文する。あまりの旨さにおっさん3人が半狂乱になって大騒ぎするのである(笑)。いや、それほど旨いのだ。脂の繊細な口溶けと赤身のしっかりとした味わい。そのバランスが秀逸すぎるのである。

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写真では伝わらないが、次男も大喜び。息子よ、これが旨い肉だ。大人になって稼げばこんな旨い肉が喰えるんだぞ(笑)。

ここには書けないが、次男はこれまで本当にいろいろあった。でも、家族の中で次男がいちばんやさしい心を持っていることを私は知っている。これからは、周りに悩んだり、困ったりしている人がいたら、そばにいて一緒に泣いてあげられるような人になってほしい。私にはそういったやさしさを持ち合わせていないから。 

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〆は「伏見屋 杏仁豆腐」(500円)。甘すぎず、口の中をリセットさせてくれる。美味しかった!

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小僧、イイ面構えになったな。大学を卒業したら、また一緒に行こう。あ、その前に成人式を迎えたら、呑みに行こう。そして、語り合おう。今はそれが何よりも楽しみだ。