永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

懸命に、生きる。

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新年度ということもあって、新たな環境での生活が始まるという人も多いだろう。あと半月で「平成」から「令和」へと時代も変わるので、新たな気持ちでスタートを切ることができるのも嬉しい限りだ。

私の友人で、料理に携わる仕事をしたいと強く願っていながらも、家庭の事情などでその夢を半ば諦めてかけていた元料理人がいる。が、先日、ある店を任されることになったと知り、夢が叶って本当によかったと思った。

まったく、人生は何が起こるかわからない。それは「運」と言う人もいるだろう。でも、運のよい人も悪い人も、自らそれを引き寄せているように思える。幸運を掴むのは、生きる姿勢がマジメであるか、そうでないかで決まるのだと友人の吉報を聞いて実感した。

実際、その友人もやりたくない仕事に就き、クサることもあっただろう。目の前しか見えず、オノレの将来を悲観したこともあっただろう。それでも、懸命に生きていたのだ。だからこそ、幸運を掴んだ。

もちろん、これから訪れるであろうさまざまな困難も覚悟していると思う。いや、本人にとっては困難ではないはずだ。何しろ、好きなことができるのだから。

私もどれだけ〆切に追われても、まったく困難とは思わない。むしろ、心のどこかでスリリングな日々を楽しんでいる。実は、今がまさにそんな状態なのだが(笑)。

競泳女子の池江璃花子選手ではないが、「神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はない」のである。

今月で私は50歳になる。正直、まだまだ不安を抱えているし、明るい未来を描くことができていない。でも、何かやらねば何も変わらない。そこで、今年に入ってから、以下のことを取り組んでいる。

1.ブログを毎日更新すること。

2.仕事・プライベートに関係なく、できるだけ多くの人と会うこと。

3.1枚でも多くの写真を撮り、1文字でも多くの文章を書くこと。

4.「マイルール」を撤廃し、何事も積極的にチャレンジすること。

これらを少なくとも1年間は続けていく。オノレの運命が、未来が変わることを信じて。