永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

テレビ出演のお知らせ。

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本日、15時49分~、CBC『チャント!』水曜日のコーナー「教えマスター」にて、私、永谷が“名古屋めしマスター”として出演します。内容は、名古屋めし初心者の横澤夏子さんを、この季節に食べたい名古屋めしの名店にナビゲートするというもの。昨日、担当ディレクターから連絡があり、コーナーのO.A.は17時台とのこと。東海地方にお住まいの皆様、是非ご覧ください。

『チャント!』に出演するのは、2回目。前回もそうだったが、一度もセリフを噛んだりしてNGを出すことはなかった。すべて一発OK!スゴイと思わん(笑)?

っていうか、ロケ当日は台本もなかった(笑)。あったかもしれないけど見てない(笑)。「永谷の好きなようにやれ」と解釈した私は(笑)、本当に好きなようにやらせていただいた。思ったまま喋り、横澤さんのコメントやリアクションに爆笑した。「素」でやっているので、NGなんて出るわけがない(笑)。

さんざん笑ったので、ロケ終了時に横澤さんから「何をやっても笑ってくれるから、これからナガヤさんと現場をまわりたい」ともおっしゃっていただいた(笑)。

これまで、テレビを見た人から「テレビでよくあんな風に喋れますね」と言われる。実際、あまり緊張することはない。その理由の一つとして、『チャント!』の場合、番組で紹介するのは、必ず私が取材に行ったことのある店をセレクトしているという点だ。

店主と実際に会っているし、話も聞いている。しかも、記事も書いているから、ポイントとなるコメントがぱっと思いつくのである。しかし、今回、あるラーメン店だけは行ったことがなかった。そのままロケに行くのが不安だったので、事前にディレクターと一緒に店を訪ねて取材をさせていただいた。おかげで一点の曇りもなく、スラスラとコメントすることができた。

もう一つ、理由がある。現場におけるディレクターをはじめとするスタッフの空気づくりというのか、とにかく雰囲気がよいのである。ちなみに以前、ブログにも書いた、私がセリフを噛んでしまい某タレントに「チッ!」と舌打ちされたロケは、正直言って最悪だった。ロケバスでの移動中は、まるで水を打ったような静けさ。某タレントに気を遣いまくっているのが素人の私でさえわかった。

私の本業である雑誌やネットメディアの仕事は私一人ですべて行う、いわば個人プレー。それはそれで楽しいし、充実感も味わえるのだが、テレビの仕事は演者とディレクター、カメラ、音声、ADと多くの人が携わるチームプレー。

本来、裏方であるはずのカメラマン、ライターが演者としてテレビに出るのはいかがなものかとも思う。第一、飲食店と違ってテレビに出たところで私の仕事が増えるわけでもない。でも、私はオファーがある限り、テレビは出続けるつもりだ。チームプレーの楽しさと充実感を味わうために。