永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

円熟味。

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私はフードカメラマンであり、フードライターである。しかし、このブログにはチャーラーばかり(笑)。Facebookでついに「チャーラーマン」呼ばわりされてしまった(笑)。ってことで、たまにはイイ店にも行くんだぞ!ということをヒケらかしたい(笑)。

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向かったのは、名古屋市中区錦3丁目にある『鮨 古川』。そう、このブログにも「恋バナ。」というタイトルで4回にわたって紹介した、あの店である。

「恋いバナ。」シリーズを読んでいない方はまず、↓こちらをご参照ください。

nagoya-meshi.hateblo.jp

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『鮨 古川』には、オープン時に行ったきりで、ずっと行きたいと思っていた。しかし、7月、8月と、どういうワケか仕事がメチャクチャ忙しく、諦めていた。

そんな中、大将から直々にお誘いを受けた。GWもお盆も仕事漬けだったし、これはもう行かねばと決心。原稿をうっちゃらかして友人とともに店へ向かったのである。

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まずは、付き出しをアテに生ビールで喉を潤す。その間、大将は鮨の準備をしている。否が応にも期待が膨らむ。

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一カン目は、平目。昆布締めにしてある。あまりの旨さに、おっさんは悶絶しちゃったよ(笑)。ノッケから腰の入ったストレートを食らった気分。

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子イカ。ムチャクチャやわらかい。歯でスッと噛み切れる。しかも、じんわりと甘い。

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真鯛。シャリとネタの間にあるのは塩昆布。これが実にイイ仕事をしている。鯛の旨み、香りを十二分に引き出しているのだ。

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シマアジ。ネットリとした食感がたまらない。口の中でシャリがほどけてネタの旨みと一体化する。これも、おっさん、悶絶(笑)。

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マグロ漬け。見よ!このエッジの立ったさまを!これもまたネットリと舌にまとわりつくような食感。マグロの味と香りが見事なまでに引き出されている。

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トロ。いうなれば、ひと夏の恋。はじまったかと思うと一瞬で終わる。でも、味の余韻という思い出が残る。詩人だな、オレ(笑)。

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イワシ。実はね、おっさん、青魚が苦手だったのよ。でも、ここのは別。くさみもなーんにもないから、むしろ、好きになっちゃった。上にちょこんとのせたショウガがイイ仕事してる。

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のどぐろ。中盤に入ったところで、アッパーカットを食らった気分。のどくろといえば、焼き魚の最高峰。ゆえに、軽く炙ってあるところがニクい。これは間違いなく、今日イチ。あと、同じものを20カンは食えるな、うん。

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マアジ。のどぐろで完全にダウンしているところにフルボッコ。もう、勘弁してくれ(笑)。

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いくら。ヨソで食べるいくらは味が濃すぎて、正直、苦手なんだけど、ここのは別格。とても上品な味わい。これも20カンはイケるな(笑)。

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車海老。しかも、直前まで生きていたものを使用。ゆえに、甘みがしっかり。

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穴子。手前が塩で、奥はツメ。いずれも口の中でとろけるような食感。ギリギリ形を維持している穴子を握る大将はやはりタダモノではない。

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玉子焼き。カステラのようなふんわり、しっとりとした食感。甘いけど、シャリに合うんだよなぁ。

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だし巻き。だしがきいていて、ほんのりと甘い。〆にはぴったり。あ、これでコースは終了。

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最後にアオサの味噌汁。ほっとするね。ご馳走様でした。

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大将の山口慶二さん。御年、61歳。これから寿司職人として、ますます円熟味を増していくのだろう。それを私はカメラマンとして、ライターとして、ずっと見ていきたい。

大将~、ありがとうございました!またうかがいますね♪