永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

忙しいことはありがたい。

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「心を亡くす」と書いて、

「忙しい」というらしい。

 

不思議なもので、時間の感覚は心次第。

楽しい時間はあっという間に過ぎるし、

苦しい時間は永遠に続くのではないかと思うほど長く感じる。

 

忙しくて心を亡くす人は、

仕事や時間の奴隷になっているのだ。

思考停止して、ただ、その日を過ごしているだけ。

 

忙しいと、自己中になる。

自分がいちばん大変だ。

自分がいちばん可哀想だ。

それを誰もわかってくれない。

っていう風に。

 

やめちまえ、そんなの。

 

忙しいということは、

間違いなく、自分を必要としている人がいる。

  

忙しいということは、

間違いなく、誰かの役に立っている。

 

忙しいということは、

間違いなく、誰かが喜んでいる。

 

だから、

忙しいということは、

心を亡くすということではない。

 

むしろ、喜ぶべきことなのだ。

 

オレはそう思う。

 

※写真は、名古屋市緑区の和食店『花ごころ 緑苑』の料理長、浅岡友貴さん。お仕事をしてらっしゃる横顔があまりにもカッコよくて、思わず撮ってしまった1枚。