永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

スタジオ撮影。

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仕事で撮影したモデルちゃんが誕生日ということで、そのお祝いにレンタルスタジオで撮影した。いつも料理ばかり撮影している私としても、ライティングやポージングの勉強になるので、こういう機会はありがたく思っている。

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ライティングはこんな感じ。透過光のアンブレラを使って拡散された光をさらにディフューザーで拡散させてやる。もちろん、光量比は変えてある。場合によっては一灯のみにして、陰影がつくようにしても面白い。って、かなりマニアックな話になってしまったな(笑)。

「ライティングを見せてしまってもよいのか?」という意見をたまに聞く。これは料理と同じ。見よう見まねでライティングをしたことろで、まったく同じ写真を撮ることなんて不可能なのである。第一、私のような木っ端カメラマンのライティングなんて、何の参考にもなりゃしねぇっつーの(笑)。だから、ライティングの写真を載せてもノープロブレム。

メイク担当は、先日のブログでも紹介した山村えり子さん。

「若返りメイクアップ講座」や「目指せ若見えマイナス7歳メイク!」などメイク講座の講師として活躍しているだけに、彼女がほんの少ーし手直ししただけで印象がガラリと変わるのだ。

彼女もまた、写真にしたときにメイクがどのように映えるか興味があるようで、今回の撮影はwin winどころか三方善し。

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で、実際に撮ったのがこれらの写真。このブログに載せる写真のセレクトは、モデルちゃんと私で行った。↑この4枚目の写真は私のお気に入り。

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↑ページのトップにも載せたこの写真は、モデルちゃんのお気に入り。

本音を言うと、ツケマとカラコンを外した「素」の状態から、えり子さん流のメイクでイチから撮ってみたかった。前回、おかちを撮ったときのように。

しかし、今回の撮影はモデルちゃんの誕生日プレゼントゆえに、そんなワガママも言ってられない。それは次回にとっておこうと思う。

で、最後にえり子さんも撮影。どういうワケか、彼女はカメラを向けると緊張するのか、身構えてしまい、必然的に表情がカタくなる。そこで、私と話をしながら撮影することに。

↑この写真がその1枚。手は切れている上に構図は日の丸ではあるものの、よい表情が引き出せたと思う。

料理にレンズを向けるのも楽しいが、人に向けるのもまた楽しい。

現在、山村えり子 × 永谷正樹によるイベント「アプリ不要⁉︎プロフィール写真のススメ」を企画しています。メイク後に撮影するため、10名前後しか対応できないと思いますが、日時や場所が決まったらブログでお知らせいたします。お楽しみに!