私には2人の息子がいる。
長男は今年22歳。次男は18歳。
2人ともすっかり大きくなった。
息子たちがまだ思春期真っ盛りだったときに、
聞いてみたことがある。
それは、
「お前たちはオレとお母、おじいちゃん、おばあちゃん、知多のおじいちゃん、おばあちゃん(女房の両親のことです)をはじめ、これまで多くの人たちに愛されてきたことを実感しているか?」
ということ。
この私の問いかけに、
長男も次男も首を縦に振った。
安堵した。
これから息子たちの人生に
何が起こっても絶対に大丈夫だと確信した。
自分は愛されている。
そう実感させるのが、
親の務めであり、
子供たちが
幸せな人生を築く礎となる、
と私は考える。
なかには、
「私は誰からも愛されていない」
という人もいるだろう。
でも、嘆くことはない。
自分の子どもを
愛すればよいのだ。
子どもがいなかったら、
妻を。夫を。
妻も夫もいなかったら、
自分にとって大切な人を。
ただ、愛する。
無条件に愛する。
それが幸福への第一歩。
愛する人は、愛される人でもあるのだ。