永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

女房の実家へ。

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女房の実家は、義父母が亡くなってから義兄が一人で住んでいる。義父母が元気だった頃は、毎年新年の挨拶に訪れた。そこに義姉の家族も集まり、賑やかなお正月を過ごした。子供たちも祖父母と叔父、叔母からお年玉が貰えるので、楽しみにしていた。

ところが、義姉が50歳という若さで亡くなり、家族で集まる機会がなくなった。さらに、義兄が海外赴任となり、実家には主がいなくなった。そんな中、義姉の夫、私たち夫婦からすれば義兄から「お正月、実家に集まりませんか?」との連絡があった。断る理由は何一つない。でも、よく考えてみれば、私と義兄の二家族が集まるのであれば、どちらかの自宅に行けばよい。

結論から言うと、今回実家に集まること自体に意義があった。義兄は義姉だけではなく、義父母のことも愛していた。印象に残っているのは、義母の葬儀でのこと。義兄は人目をはばかることなく号泣していた。よほど義母のことが大好きだったのだろう。

義姉が亡くなり、家の主である義兄が海外赴任になった後も義兄は実家へ足を運び、部屋の空気を入れ換えたり、車のエンジンをかけたりしていたという。こんなこと、なかなかできることではない。

義兄の提案を私たちは快諾し、元旦である昨日、主のいない女房の実家に行ってきた。何をするわけでもない。おせち料理や雑煮を食べ、お互いの子どもたちにお年玉を渡す。これまでずっと女房の実家でやってきたことである。きっと、その様子を義父母と義姉は微笑みながら眺めていたと思う。すばらしいお正月を過ごすことができた。