永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ブログとオノレの人生。

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お世話になった方からいただいた年賀状に「いつもブログを見ています」と書かれていた。それも1人や2人ではない。Facebookでもつながっているが、「いいね!」とかコメントもあまりいただいたことがない方からの年賀状にもそう書いてあった。

年末に開いた旧友たちとの忘年会でも、ブログを見ていることを言われた。中には、

「いつも仕事で煮詰まったときにナガヤのブログを見るんだけど、泣きそうになったことがある。でも、なんでオレはナガヤの文章で泣かなきゃならねぇんだって泣くのをガマンした」などという失礼千万なヤカラもいた(笑)。

「ナガヤさん、ブログ、感動しました。ありがとうございます」って素直に言いなさい、Mヨシ君(笑)。

昨年の1月15日から続けているこのブログは、プロのライターが毎日更新すると、人生がどのように変わるかという実験的な意味合いもあった。いや、そう書くとカッコ良すぎるな。オノレの甘えきった、くそったれの人生を変えたいと心底思ったことからはじまったのである。

では、ブログ開設からもうすぐ1年経つが、オノレの人生は変わったのか。

ぜーんぜん変わっていない。そりゃ1年やそこらで変わらない。変わるはずがないと思っている。何しろ、フリーになって四半世紀もの間、ずっと続けてきた無駄なルーティーンが体にも心にも染みついているのだから。

1月16日以降もブログを続けるかどうかはまだ決めていない。1月15日にブログを書き終えたときのオノレの気持ちに素直に従おうと思っている。いずれにしても、オノレ自身と真っ正面から向かい合い、「内なる自分」の声を聞くという習慣は続けていく。