永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

喜怒哀楽。

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人は、喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。

 

喜び、楽しむことばかりの人生ならば、

それは、はたして幸せといえるのか。

怒り、哀しむ人は不幸なのか。

 

とくに、怒り。

 

怒ることをネガティブに捉える人は多い。

 

怒りを分析し、コントロールする

アンガーマネージメントとやらが

世間では注目を集めているようだ。

 

怒りの表現の仕方?

7秒で怒りはおさまる?

 

アホか。

 

怒りも、哀しみも、

人が生きていく上で必要な感情だから、

備わっているのだ。

 

そりゃ周りの迷惑を顧みず、

怒り狂ったり、泣き叫んだりする人は

見ているだけで不快になる。

 

怒りを、哀しみをぶつけられた

当事者ならなおさらのことだ。

 

誰だって怒りたくはない。

誰だって哀しみたくはない。

 

でも、生きてりゃ

怒りたくなることや

泣きたくなることの

一つや二つはあるだろう。

 

怒りたければ、怒ればいい。

哀しければ、泣けばいい。

オレはそう思うんだ。

 

肝心なのは、

怒りや哀しみから何を学ぶか。

 

怒りが赦しに変わったとき、

哀しみを乗り越えて

慈しみに変わったとき、

それが、幸せってやつではないのか。

 

喜びや楽しみばかりの人生よりも

はるかに深い味わいがある。

 

人は喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。

人はそうやって生きていく。