もっと、
自分に知名度があればーーー。
心の底から、そう思う。
「撮らせてください」と、
こちらからお願いするではなく、
「撮ってください」と、
お願いされたい。
知名度を上げるために
SNSで発信したり、
HPを作ったりするのは、
所詮は小手先のこと。
それよりも、
目の前にある仕事を着実にこなし、
目の前にある被写体に
きちんと向かい合って撮る。
自分の撮った写真を
雑誌やWebなどの仕事を通じて
一人でも多くの人に
見ていただくのだ。
それしかない。
人が働いているときに
働くのは当たり前。
人が遊んでいるときこそ、
思いっきり働く。
すべては、
知名度を上げるため。
全然、辛くない。
むしろ、楽しい。
身体は疲れていても、
心は、魂は喜んでいる。
こんな幸せなことはない。
必ず誰かが見てくれる。
必ず報われる。
そう信じて、
今日も私は現場へ向かう。