永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

近況。

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かれこれ、3日間ずっと仕事場に籠もって原稿を書きまくっている。4月前半に取材した分の〆切があるのだ。

コンスタントに取材が入っているときは、サクサクと書けるのに、新型コロナウイルスの影響でパタッと取材に出なくなると、筆がまったく進まない。やはり、取材・撮影→原稿→取材・撮影→原稿……というリズムが大切であることを実感している。

とはいえ、〆切は待ってくれない。何とか昨日は1本を書き上げて、残るは長文の1本。これがかなり難題だったりする。28日までに書けるように全力を尽くそう。この原稿を書き上げたら、もう本当に取材や撮影、原稿の仕事がない。少し寂しい気もするがそれは仕方がない。

29日以降は、これまでやりたくてもなかなかまとまった時間が取れなくてやれなかったことをやろうと思っている。例えば、ずっと放置してあるHPの制作や少し前にオファーをいただいて撮影した、山村えり子さんのメイク動画の編集。

いずれも慣れない作業なので大変だと思う反面、この年になって新たなことにチャレンジできる喜びも感じている。そう考えれば、新型コロナの影響で通常の業務がストップしたことに意味を見出すことができる。

私の誕生日にある店のシェフからお祝いのメッセージをいただいた。そこには新型コロナの影響で店を閉めていることや、庭をいじったり、DIYをしたりしているという近況も書かれていた。とても穏やかで幸せな毎日を送っている、とも。

きっと、新型コロナの前は全速力で走り続けていたのだろう。私もそうだった。ゆえに、なかなかこれまでの自分自身と向かい合う機会がなかったと思う。しかし、新型コロナで“STAY HOME”することで、自分自身のみならず、家族との関係についても見つめ直すことができる。

ネット配信の映画や動画、ゲーム、マンガなどヒマを潰すためのツールは山ほどある。しかし、新型コロナでせっかくできた時間を有効に使おうと思っている。あ、ZOOMとかでこれまで忙しくて会えなかった人と話すのもイイな。福田ちづるさん高橋みつるさんとバカ話がしたいなぁ!ちづるさん、みつるさん、是非♪