永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

いのちを使う。

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人の価値ってぇのは、

平等であることは

間違いない。

 

でも、

ソイツが

面白ぇか、

面白くねぇかは、

また別の話。

 

面白ぇか、

面白くねぇか。

 

それは、

住んでいる家とか、

乗っている車とか、

着ている服とか、

身につけている時計や

アクセサリーとか、

持っているバッグとか、

いっさい関係ねぇ。

 

ましてや、

どんな仕事をしていて、

いくら稼いでいるか、

なんてぇのは

もっと関係ねぇ。

 

それらを、

ぜーんぶ、

本当にぜーんぶ

脱ぎ捨てて、

スッポンポンになった

テメェ自身が

面白ぇのかってぇ話。

 

面白くねぇヤツは、

面白く見せるために

カネを使う。

 

面白そうに見えるが、

ソイツのカネに

群がってきた

人やモノが

面白ぇだけで、

ソイツ自身が

面白ぇわけじゃねぇ。

 

一方、

面白ぇヤツは、

いのちを使う。

 

ソイツは、

いつ何時でも

「生きていること」を

実感しながら

生きている。

 

だからこそ、

ソイツの周りには、

損得勘定なしで

多くの人が

集まってくる。

 

どれだけ

イイ家に住もうが、

イイ車に乗ろうが、

イイ服を着ようが、

あの世には

なーんにも持って行けねぇ。

 

この世に

生を受けたときに

持ってきた

テメェの身体すらも

置いて逝く。

 

持って行けるのは、

ただ一つ。

 

テメェが

どれだけ

人様を喜ばせたのか。

それだけ。

 

いのちを使おう。

 

そう、

テメェ自身に

言い聞かせた。