永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

もう、ドラマは始まっている。

カメラマンにとっていちばん嬉しいのは、撮った写真を評価されることでである。私はというと、技術やセンスではなく、キャラで売っているので(笑)、なかなか写真を褒められることはない。

しかし、少し前に嬉しいことがあった。私とメイクアドバイザーの山村えり子さんとのコラボ「メイク&フォト」のイベントから生まれたご縁で、新しい仕事が生まれたのである。

「メイク&フォト」にご参加いただいたお客様、Mさんから連絡をいただいたのは、今月の初め頃。何でも、知り合いのヘアメイクさんがカメラマンを探していると聞いて、私を推薦してくださったのだ。撮影内容はポートレート。しかも、被写体はプロの女性演歌歌手。ヘアメイクさんが探していたのは、CDのジャケ写を撮影してくれるカメラマンだったのだ。

演歌歌手さんは、いつも東京のスタジオでジャケ写を撮影しているのだが、コロナ禍の中で新幹線に乗っていくことに抵抗があり、名古屋で撮影しようということになったらしい。とはいえ、海のものとも山のものともわからないカメラマンを使うにはリスクも高い。

Mさんは、「メイク&フォト」で私が撮影したお気に入りの1枚をヘアメイクさんを通じて演歌歌手さんに送ったそうで、その写真を気に入ってくださったおかげで仕事をさせていただくことになったのだ。私のキャラは一切関係ない(笑)。

さて、以前にアナウンスした通り、7月の4連休の3日目にあたる25日(土)に名古屋市守山区にある『三洋堂書店 志段味店』2階スタジオにて、「三洋堂 夏の『メイク&フォト』イベント ~大人は敢えて盛らないナチュラルメイク~」が開催される。

昨日6月27日現在、残り5名。予約をしてくださった方から、「写真を撮られるのが苦手ですが、大丈夫でしょうか?」、「自分の顔が嫌いです」という問い合わせというか、相談も寄せられている。

ひょっとしたら、そんなコンプレックスが原因で参加するのを躊躇されている方もいらっしゃるかもしれないから、この際、ハッキリ言っておこう。心配する必要はない、と。何度も書いているが、山村えり子流の「マイナス7歳若見えメイク」も、私の「ツヤ肌フォト」も、その人らしさを引き出すためのものなのである。だから、安心して任せてほしい。

「メイク&フォト」の予約開始とともにドラマはもう始まっている。今はまだ無名ゆえに、私やえり子さんが集客に奔走せねばならない。が、参加されたお客様の口コミやSNSの発信によって、新しいお客様が生まれる日が必ず来ると信じている。興味のある方は是非ご参加ください!

 

※写真は「メイク&フォト」公式HPのトップ画像に選んだ一枚。透明感のある「ツヤ肌」に注目!