永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

感謝。

三洋堂書店志段見店様での「メイク&フォト」イベントが終わった。今、とても充実感に満たされている。

今回もいろんな方が足を運んでくださった。もともと私やメイク担当の山村の友人・知人で足を運んでくださった方は、これを機にご縁がますます深くなる。とてもありがたいことであるし、すばらしいことだ。また、「メイク&フォト」イベントをきっかけに生まれたご縁も本当にありがたい。

とても嬉しかったのは、「Facebookでイベントの告知を見て、これだ!と思って」という方や「店頭のポスターを見て、遺影を撮影してもらおうと思って」という方。とくに印象に残っているのは、後者の、遺影に使用する写真を希望されたお客様。

写真が苦手で、いつもレンズを睨みつける感じになるとおっしゃていた。で、私がレンズを向けると……その通りだった(笑)。しばらくは私とカメラを通して、にらめっこ(笑)。

そんなときに三洋堂書店様の優秀なスタッフさんたちがさんざん場を盛り上げてくださり、仏頂面から自然な笑顔が生まれた。まるで草木一本生えたない砂漠地帯に花が咲いたようにパッとその場が明るくなった。

これも「メイク&フォト」の楽しさなのである。撮っている私も、メイクをした山村も、撮られているお客様も、その様子を目の当たりにしたスタッフさんも幸せな気分になるのである。私に経済力があれば、この優秀なスタッフさんたちをアシスタントとして雇いたいほど。亀割さんがウラヤマシイ(笑)。

それにしても、「メイク&フォト」は、撮っていて本当に楽しい。撮影の途中にカメラのモニターを見せるたびにどんどん表情がやわらかくなっていく。その瞬間がたまらないのだ。っていう私は変態なのか(笑)。まぁ、何でもいいや(笑)。

写真を撮りながら、やっぱり、私は人が好きなのだと思った。子供をほったらかしにして餓死させてしまうクソ親や選挙や利権のことしか考えないクソ政治家なんかをニュースで見聞きすると、人として何と醜いんだとウンザリしてしまう。それでも、やはり私は好きなのだ。人が。

ネガティブな部分を指摘して世の中を正すという方法論がある。それは誰かがやらねばならない。が、私はマスコミの世界にいながら、事件や事故のニュースはいっさいやらないと決めている。実際、もう10年以上はやっていない。

私が世のため人のためにやれることがあるとしたら、写真や文章で喜んでもらうことだと思っている。「メイク&フォト」はその最たるものである。もちろん、人は喜ぶ、という感情だけで生きているわけではないことも重々承知している。

そりゃ生きてりゃ辛いことも悲しいこともある。年を重ねるほど、それらは堪える。悩みは深くなるし、孤独感も強くなる。オノレの不器用さ加減に嫌になる。そんなこたぁ、わかってんだ。わかってんだってば。

その中の笑顔や喜びというのはとても尊い。それが引き金になって、人生が変わるかもしれないだろう。これは決して大げさな話ではないと思う。「メイク&フォト、デ、世界ヲ明ルク。」というのも、間違っていない。

これからも「メイク&フォト」はガンガンに開催していく。理想としては、いろんな企業やお店にイベント集客の目玉企画として、私と山村の「メイク&フォト」を利用していただくことである。

まずは、知名度を広げていくために、私と山村で定期的に開催していく。とりあえず、お客様からSNSや口コミの発信で、私と山村が集客に注力しなくてもお客様が集まるまではコツコツとやっていくしかない。

あ、3人単位であれば、企業やお店でなくても「メイク&フォト」のスタンダードプランもご利用になれます。興味のある方は、「メイク&フォト」の公式HPをご覧ください。

最後に、本日は足下の悪い中、「メイク&フォト」イベントに足をお運びくださった皆様、ありがとうございました!とても楽しい時間を過ごすことができました!
会場の提供とポスター、チラシの制作のみならず、当日の受付やお客様へのお声かけ等々、三洋堂書店の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました!
そして、私に「メイク&フォト」の楽しさとやりがいを教えてくれた相棒の山村えり子さん、お疲れ様でした!まずは、愛知県における「メイク&フォト」で天下を獲ろう!