永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ロケの神様。

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昨日は昼過ぎに広告撮影。名古屋駅太閤通口の近くに新規オープンするタイ料理店の店内と系列店のメニューを撮影した。その後、テレビ愛知『サンデージャーナル』の収録で錦3丁目の某店へ。

『サンデージャーナル』から出演オファーがあったのは、同局『デラメチャ気になる!』のO.A.の翌日くらいだったと思う。

「『デラメチャ』を見て、あっ、この人だ!って思いました」と、担当D。聞いてみると、私が担当するのは、ロケ。しかも、本来であれば、“ロケの神様”、タージン師匠がやるはずだったらしい。

が、師匠はスタジオ収録にも参加するそうで、ロケはやらなくてもよいだろうと判断され、別の人を探していたという。そんなときに担当Dが『デラメチャ』のVを見たようだ。

これまで出演させていただいた番組では、レポーターを務める芸能人を美味しい店に連れて行き、レポートの合間に私がウンチクを語るというパターン。しかし、今回は私一人で食レポしてほしいと言われた。もう、こんなの、ライターの仕事を完全に逸脱しているではないか(笑)。担当Dは、

「いやいや、そこまでのクオリティを求めていませんから」と言うが、めちゃくちゃ不安。とりあえず、福田ちづるさんに電話して相談したら、

「そのロケ、私も行きたい!」とか、「じゃ、ナガヤさんもタージンさんに合わせてタキシードを着ていったら?」とか、面白いけどマト外れなアドバイスばかり(笑)。

で、現場に着いて、担当Dに挨拶。その直後、彼の口から出た言葉に耳を疑った。

「スタジオのタージンさんに『オレよりロケが上手いがな!』って言わせるくらいのロケをお願いします♡」

おいおい、電話ではクオリティを求めてないって言ったぢゃん(笑)!まぁ、ええわ。当たって砕けろ!だ。で、その場で考えつくことはすべてやった。後はどこまで編集してくれるかだな(笑)。まぁ、タージン師匠は鼻で笑うだろう(笑)。放映日が決まりましたらお知らせします。お楽しみに!

いつも思うけど、テレビは難しい。収録後に、あれも言ってない、これも言ってないと後悔ばかりしている。福田ちづるさんとかプロのタレントさんはそういうことがあるのだろうか。やはり、「喋ル」仕事をいただくためには、「喋ル」訓練をせねば。

帰宅後、昼間に撮影した写真と先日、経済誌の仕事で撮影した某企業の会長の写真を現像して送信した。昨日は思いっきり仕事をした。ヘトヘトになったものの、心地良い疲れ。こんな日がいつまでも続いてほしい。

※写真は、昨日撮影したメニュー写真。本マグロを使用しているそうで、むちゃくちゃ美味しそうだった!