永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

情報。

フードライターという仕事をしているせいか、オススメの店や美味しい店を尋ねられることがある。親しい友人の場合は別だが、Facebookで繋がっているだけの人からメッセンジャーで尋ねられると正直、萎える。 なぜなら、ネット上には私が書いたグルメ記事が山…

欲。

私が欲しいと思うものは、カメラやレンズだったり、照明機材だったりと仕事絡みのものばかり。車だって仕事で機材を積むことを考えて選んだ。すべて仕事が基準になってしまっている。 でも、朝目覚めてからずっと仕事のことばかり考えているから仕方がない。…

ノマドワーク。

普段、原稿は仕事場で書いている。仕事場とはいっても、テレビもあればソファもある。冷蔵庫もあるし、サボろうと思えば、いつでもサボることができる。サボったとしても、誰かに叱られるわけではないから、仕事場はサボるための快適空間になっているのであ…

第三者目線。

少し前に「見せる」ことと「魅せる」ことについて書いた。自分が思っている自分と、他人が思っている自分は違う。考えてみたら当たり前のことだ。でも、20代、30代の頃の私なら、 「テメェのことはテメェ自身がいちばんよくわかってんだ!他人にとやかく言わ…

知名度。

もっと、 自分に知名度があればーーー。 心の底から、そう思う。 「撮らせてください」と、 こちらからお願いするではなく、 「撮ってください」と、 お願いされたい。 知名度を上げるために SNSで発信したり、 HPを作ったりするのは、 所詮は小手先のこと。…

魅せる。

自分で言うのもアレだが、裏表のない性格だと思っている。ブチキレたり、激しく落ち込んだりすることはあっても、いつまでも引きずったりはしない。 人とコミュニケーションを図るときも、自分のことを知らない相手にすべてをさらけ出すことで円滑な関係を築…

脱・色モノ宣言。

一流のカメラマン、ライターをめざす……って書くと、50歳にもなってコイツはナニを言ってんだと呆れてる方もいらっしゃることだろう。当の本人も「イタい奴」と思われるのを覚悟の上で書いている。 でも、逆に写真と文章を生業としている以上、ほかにめざすべ…

福田ちづるという生き方。

久しぶりに福田ちづるさんと飲んだ。11月に会って以来だから、約3ヶ月ぶり。でも、ひと目顔を見ただけでそんな時間は一瞬で埋まる。 ご存じの通り、彼女は月曜日から金曜日まで週5でテレビに出ている。しかも、公開生放送。自分の代わりはいない。そのプレッ…

情報源。

よく人から、それもとくにメディア関係者から、「いつもどうやって店を探しているんですか?」と訊ねられる。 そりゃネットで調べることもあるし、たまたまテレビを見ているときに情報を入手することだってある。そんなことは私に限ったことではなく、ライタ…

宣言。

「カメラマンになりたい!」 「テレビやラジオに出たい!」 「本を出したい!」 「学校で後進の指導をしたい!」 「グルメで町おこしをしたい!」 「講演会やセミナーの講師がしたい!」 ずっと、言い続けていたら、すべて叶った。 その代わり、 カメラマン…

一流の二刀流。

先日、取材に行った和食店のご主人から興味深い話を聞いた。 そのご主人、今の店を開店させる前は別の場所で居酒屋を営んでいたそうで、とくに唐揚げと串かつが人気だったとか。 「もともと、店は亡くなった父がやっていて、ずっと閉めていたんですよ。私が…

企画力と好奇心。

ライターに求められることについて考えてみた。文章の表現力?もちろん、それは重要。と、いうよりはプロなんだから、書けて当たり前の世界。あー、アタマが痛い(笑)。でも、素人さんでも文章が上手い人はいくらでもいる。そういう人とプロのライターはど…

鋭意制作中。

先週くらいから、時間を見つけては自分のホームページを作っている。トップページの写真など大半の部分は、まだダミーではあるものの、だいたいのコンテンツは固まった。 メイクアドバイザーの山村えり子さんと話していたときのこと。 「ナガヤさんのことを…

理想とする仕事のスタイル。

何かをやろうとしたとき、 眉間に皺を寄せて、 悲壮感いっぱいに取り組んでも 上手くはいかない。 気持ちが先行して、 前のめりになりすぎても 上手くはいかない。 そんなスタイルでは、 誰からも共感を得られないからだ。 人が集まらないところには お金も…

嬉しいこと。

Facebookでも繋がっている友人のY川さんから「相談したいことがあります」というメッセージが入った。携帯の番号が書かれていたので連絡してみると、お仕事の話だった。 しかし、その案件は、写真ではなく動画。残念ながら、私に動画のスキルはまったくない…

走る。

昨日は昼過ぎから名古屋市内で取材。終了後、次の現場がある豊橋へ向かった。取材開始は21時。で、取材相手と話が盛り上がり、終わったのは日付が変わった24時すぎ。 ネットメディアゆえに、交通費等の経費が出ないため、豊橋へは行きも帰りも下道。深夜なの…

自己顕示欲。

私、自己顕示欲は強い方だと思う。でなきゃ写真を撮るだけでなく、文章を書いたり、テレビや講演会で喋ったりはしない(笑)。こうして毎日ブログを書いているのも、人々から注目を集めたいという気持ちがあるからだ。 私は特別にアタマが良かったわけでも、…

男ってぇヤツは。

何かを深く考えたり、決断したりするとき、私の中で基準としているものがある。意外と思われるかもしれないが、その考えや決断は、男としてどうなのかということ。 男だから泣くな、とか、男だからこうしろと親に言われて育ったわけでもない。若い頃はそうで…

喜怒哀楽。

人は、喜び、怒り、哀しみ、楽しむ。 喜び、楽しむことばかりの人生ならば、 それは、はたして幸せといえるのか。 怒り、哀しむ人は不幸なのか。 とくに、怒り。 怒ることをネガティブに捉える人は多い。 怒りを分析し、コントロールする アンガーマネージメ…

スイッチ。

私は仕事とプライベートを区別するのが苦手である。それは、このブログで何度か書いてきた。それは、カメラマンやライターというのは単なる職業ではなく、生き方にあると思っているからだ。かといって、特別な存在でも何でもない。カメラマンやライターに限…

原稿、原稿、原稿。

編集プロダクションで働いていた23歳〜25歳頃、原稿を書くのが速い方だった。当時、「16枚風俗」と呼ばれる原稿を同僚と持ち回りで担当していた。16枚とは400字詰め原稿用紙16枚のことで、6400字で風俗嬢を何人か紹介するというものだった。 どれくらいの速…

かにぱんお姉さん。

私にとって、いちばん身近な「プロ」は料理人である。オノレの目利きと腕一本で料理を作り、客を喜ばせる。彼らのことが私は好きでたまらない。いくら私が文章を書くのが苦手でも、彼らの魅力が伝わるのであれば、拙い文章であっても書きたいと思う。文章を…

上井克輔さん。

昨年1月、50歳を迎えるにあたって、私は、これまでやってきたすべてのことを否定した。自分の中でなかったものとしなければ、この先カメラマンとして生きていけないと思ったのだ。その上で、「できた」ことを自問自答しまくり、それをも否定して削ぎ落として…

命のデータ。

テレビをつけて仕事をしていると、事件や事故のニュースが耳に入ってくる。例えば、2人が死亡、3人が重軽傷、等々。さらっと聞き流してしまっている自分が少し怖くなった。亡くなった方も、怪我をした方も、家族や大切な人がいるだろう。この一報を受けて、…

過去を生きるな。今を生きよ。

あるアスリートが言った。 「練習以上の結果を 本番では出せない。 だから、練習するんだ」と。 言い換えれば、 現在(いま)の自分は、 過去の集大成である。 これまでに 何を思い、何を考え、 そして、 行動してきたのか。 人よりも頑張った人は しっかり…

関西うどん新麺会2020。

2月2日(日)、大阪・新阪急ホテルで開催された「関西うどん新麺会2020」に参加させていただいた。これは、年に1回、関西のうどん店の店主や業者、うどんファンが一堂に会する、いわゆる新年会。名古屋を拠点にグルメ取材をしている私がなぜ、呼ばれたのか。…

プライド。

Facebookで同業の仲間と盛り上がる(?)のが、カメラマンというだけで友人や知り合いからノーギャラで仕事を依頼されるというもの。カメラマンに限らず、デザイナーさんやメイクさんからもノーギャラとまではいかなくても、「お友達価格」を求めてくるとい…

報酬と謝礼。2

私のような芸能人でも一般人でもない者がテレビに出たときの謝礼の話。 前回のブログでも書いたように、収録が決まってからギャラが出るのか出ないのかを確認してもスルーされかねない。以来、出演オファーを受けた時点で聞くことにしている。この際、金にウ…

報酬と謝礼。1

一般人、というかメディアに関わりのない人の感覚からすると、「テレビに出ている人=稼いでいる人」という図式になるらしい。私も2005年開催の愛知万博の前あたりから年に数回くらいテレビに出させてもらっている。たまたまそれを見た人から、 「ナガヤさん…