永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

生産性。

少し前、某議員が放った「生産性」というコトバが世間をザワつかせたことがあった。人の価値=生産性、とも受け取られる発言だっただけに、まさに炎上した。 生産性について調べてみると、もの作りのための予算がどれだけ効果的に使われたかを測る数字だとい…

言葉の刃(やいば)。

「テレビは見ないようにしてる。恐怖心を煽ってばかりだから」と、ある友人は言った。たしかに、どのチャンネルを付けても新型コロナの話ばかり。何人が感染して、何人が亡くなったとか、見ていると気が滅入ってしまう。 SNSも同様だ。いや、もっと酷いかも…

誕生日祝いで鰻。

「誕生日のお祝いに食事へ行こう」と、女房が言うので、ずっと食べたかった鰻をリクエストした。オシャレなイタリアンやフレンチは選択肢に入らないのが結婚27年目の私たち(笑)。まぁ、この日は原稿を書いている途中で出てきたから、ぱっと食べてぱっと帰…

近況。

かれこれ、3日間ずっと仕事場に籠もって原稿を書きまくっている。4月前半に取材した分の〆切があるのだ。 コンスタントに取材が入っているときは、サクサクと書けるのに、新型コロナウイルスの影響でパタッと取材に出なくなると、筆がまったく進まない。やは…

ワクワク。

昨日は、誕生日だったこともあり、Facebookで繋がっている100名近くの友達から沢山のお祝いのコメントやメッセージをいただいた。 月末で原稿の〆切もあるため、一人一人にレスをするのは困難だと思い、以下の文章を投稿した。家族の写真を貼り付けていたた…

51歳。

51歳になった。 昨日までの自分と今日からの自分は見た目には何ら変化はない。しかし、心境は変わる。それが誕生日のよいところだ。 50歳になるときは、無駄な抵抗だと思いながらも認めたくなかった。カメラマン、ライターとして、このまま何もせず、老いて…

愛されキャラ。

昨日は久しぶりに取材。ずーっと家に籠もっていたこともあり、せっかく外出するなら、取材の前に外でご飯を食べることにした。営業を自粛している店もあるなかで私が選んだのは、名古屋・丸の内の『濃厚中華そば 佐とう』。 ここは一昨年の11月、店主の佐藤…

自分のキャパシティをはるかに超えた難問。

つい、この前まで「アフターコロナの世界を明るく!」なんて言ってたのに、昨夜アップしたブログに「四面楚歌」、「八方塞がり」なんて書いてしまったので、アタマがおかしくなったのかと思われた方もいるかもしれません。ブログにも書いたとおり、5月以降の…

必ず乗り越えられる。

私の写真と文章を必要とする 出版社やクライアント、 いや、人は必ずいる。 ただ、 今がその時じゃないだけ。 必要な時に応じて、 写真や文章を 発表できる場は必ずある。 そう信じているからこそ、 その時が来るまで 十分に力を蓄えておこうと思える。 嬉し…

写真の力。

アフターコロナの世界を明るいものにするために、私に何ができるかをずっと考えている。あ、これは商売ではない。もちろん、仕事につながれば、それに越したことはないのだが、利益を優先させてしまうと、本来の目的を見失いそうになってしまうのがこわい。…

世界ヲ明ルク。

私が取材のテーマに食を選んだのは、第一に、食べることが好きだからである。第二に、美味しいものを作る人や客をもてなす人が好きだから。そして、第三、いや、これが本当の理由かもしれないな。食は年齢や性別、国籍、思想の右左等に関係なく、誰もが幸せ…

電話取材。

グルメ取材が8割の私。残り2割は、人物のインタビュー取材。本来であれば、昨日は、いや、一昨日から1泊2日間で京都へ行く予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で、現場へ行かずに電話で取材するように編集部から通達があったのだ。 もしも、取材の…

たまには、自分を褒めてやる。

あと、1週間足らずで51歳になる。 50歳の、この1年間に私は何をやっていたのか。 写真や文章のクオリティにまだまだ納得がいかないし、「ナゴヤにナガヤあり」と言わしめるなんて夢また夢の話である。生活だって相変わらず苦しい。 嘆いていると、ある友人か…

夢と現実の狭間。

とうとう、というか、ようやく全国に緊急事態宣言が出た。私が住む愛知県は「特定警戒都道府県」にも指定された。この状況は、いわば戦争と同じ非常時である。 非常時になると、生きること、生き抜くことが最優先となり、私が生業としている写真や文章は不要…

ていねいさ。

私のお気に入りのラーメン店、愛知県春日井市にある『龍龍』のオーナー、大倉裕史さんから年内で閉店するという連絡があった。そんな話を聞いたら、食べたくなってしまう。 ってことで、行ってきた。『龍龍』との出会いも取材がご縁。↓Web版の『おとなの週末…

リスペクト。

昨日は岐阜県中津川市で仕事。終わったのは16時くらいだったので、そのまま帰宅しても良かったが、何となく帰りたくなかった。で、カーナビの目的地に、下呂市にある『幸乃湯』を入力。ここは下呂の温泉街にある銭湯で気軽に温泉が楽しめるのだ。 私は何か考…

動画撮影。

『メイク&フォト』の相棒で、メイクバイザーの山村えり子さんから、 「ナガヤさん、動画を撮ってもらいたいんですけど……」とのオファーをいただいた。おっ!ついにYouTuberデビューか!? はたまた『QTube』ならぬ『ETube』を立ち上げるのか!? と思いきや、彼…

休みなんて要らない。

このブログは、日付が変わる前の22時半頃から書き始めて、24時に更新するのを心がけている。しかし、どうしてもPCに向かうことができなかったり、書きたくない日もある。 そんなときに役立つのが、あらかじめ書いておいた記事のストックである。常時4~5本ス…

絶対に生き残ろうぜ。

新型コロナウイルスの影響で 仕事を失った フリーランスの人も多いと思う。 かく言う私も 来月以降のスケジュールは真っ白のまま。 そりゃ不安がないと言えばウソになる。 でも、考えてみたら、 フリーになったばかりの頃も まったく仕事がなかったわけであ…

朝日新聞。

朝日新聞夕刊の連載「凄腕しごとにん」の取材を受けた。 digital.asahi.com 取材してくださった記者さんとは、少し前にタピオカや高級食パンのブームがあったときに私がコメントをしたのが縁だった。本当のことを言うと、私はグルメのブームには疎いんだけど…

マインド。

仕事が次から次へとキャンセル、延期となる中、昨日はすでに取材した分の原稿をひたすら書いていた。 ブログでも書いていた通り、私は文章を書くのが苦手。だから、いざ原稿を書くとなると、仕事場を整頓したり、好きな音楽を流したりとテンションを上げつつ…

アイドリング。

編集担当や広告撮影のクライアント様から、今月に予定していた仕事がキャンセルになったという連絡が相次いでいる。 昨日までに取材した分の原稿4本と、これから取材予定(これらもどうなるかわからない)の4本の計8本の原稿を書けば、今月は終了。イッキに…

自己責任論。

2018年10月、シリア内戦を取材中に武装勢力に拘束されていた日本人ジャーナリストの安田純平さんが解放されて、帰国した。当時、ネットでは「拘束されたのは自己責任であり、自業自得」と大バッシングされていた。なかには「彼は日本人ではない」という酷い…

右と左。

今日のブログは、多くの方に嫌われる覚悟で書く。読んで不快な気分になられたら、「はてなブログ」の読者登録やSNSのフォローを外したり、ブロックしてくださっても構わない。 今回のブログ記事を書くにあたって、まず、私の立ち位置を明らかにしておく必要…

出会い。

申し訳ない。これまで何度も書いてきたことを再び書く。「またその話か……」と思うかもしれない。しかし、本人は大真面目に考えているからこそ何度でも書いているわけで、書くことでまた決意を新たにすることができるのである。 やはり、私の転機は50歳が目前…

延期。

このブログでもたびたび話題にしているイベント「メイク&フォト」。元を辿ると、昨年8月に名古屋市東区東桜にある料亭『神楽家』で開催された「スマホカメラ撮影講座」に行き着く。 そこでメイクアドバイザーの山村えり子さんと出会い、メイクと写真のコラ…

同調圧力。

新型コロナウイルスによる感染拡大が止まらない。東京では毎日100人単位で感染者が増えている。まさに国難ともいうべき非常時である。それは戦時下と同じで、違うのは降り注ぐのが爆弾ではなく、ウイルスということ。 目に見えない上に治療法も確立されてい…

SAKURA MONOCHROME 2020.

私が住む愛知県では、ちょうど今が桜の見頃である。が、撮影したのはわずか2回。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出を控えていることもあるが、昨日も今日も仕事で手一杯。どうしてもスケジュールを空けることができないのだ。 それにしても、今、テ…

桜×おかち。

桜の季節である。車で街を走っていると、咲き誇る桜が目に飛び込んでくる。正直、植物や花には1ミリも興味がないが、桜だけは別。条件反射的にレンズを向けたくなる。できれば、人物を絡めて撮影がしたい。 ってことで、以前から撮影させてもらっている一宮…

今。2

昨日の続き。 メイクアドバイザーの山村えり子さんとのコラボイベント「メイク&フォト」のテーマを、“今の私が好きになる。”として、私たちが作成したチラシに以下の文章を載せた。 貴女は今のお顔が好きですか? それとも、あの頃に戻りたいですか? 今の…