永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スガキヤラーメンは「名古屋めし」ではない?

名古屋めしを観光資源として地域経済を活性化させることを目的として、愛知県と名古屋市、名古屋商工会議所、愛知県観光協会、名古屋観光コンベンションビューローが設立した『なごやめし普及促進協議会』。 nagoya-meshi.jp この「なごやめし公式サイト」に…

スガキヤのチャーハン。

今さらながら、『スガキヤ』でチャーラーを食べた。「チャーハン」(350円)があるのは、一部店舗のみ。近所の店では見かけなかったのだ。4、5日前に千種のイオンへ立ち寄ったときに、フードコート内にある『スガキヤ』で見つけたのだ。 『スガキヤ』にチャ…

旨いものは身体と心を癒す。

朝、目覚めた瞬間から鼻水が止まらず、クシャミが連発。ついに花粉症に罹ってしまったのか。原稿を書こうとPCに向かうも、頭がボーッとして集中できず、眠くなるのを覚悟して薬を飲んだ。 あっという間に昼となり、気分を変えようと外へ出た。一宮のチャーハ…

ナガヤ流カレー。

久しぶりにカレーを作った。いつもは朝、女房が出勤する前にチャチャっと作って、保温鍋に入れている。昨日は終日原稿書きということもあって、カレー作りを買って出たのだ。 せっかく作るのなら、自分好みの味にしようと、カレールーはハウス「ジャワカレー…

自分は何ができるのか。

歴史を遡ると、明治維新や広島、長崎への原爆投下、そして敗戦。日本人にとって、大きな転換期となる出来事があった。東日本大震災もその一つではないかと思っていた。当時の世の中は、まだリーマンショックによる不景気から抜け出せずにいた。震災はそこに…

北京本店監修「北京飯」を喰らう。

昨日、予告した通り、今日は中部地域のローソンで発売中の『北京本店監修 北京飯』の食レポ。 www.lawson.co.jp ちなみに、パッケージに載っているのは店主の杉浦允俊さん。この写真は、私、ナガヤが撮影した。メニューの撮影をさせていただいたときに撮った…

『北京本店』と『麺屋はなび』。

昨日のブログで、取材時に聞くと思いっきり萎えてしまう「企業秘密」という一言について書いた。 愛知県安城市の『北京本店』といえば、地元の人で知らない人はいない「北京飯」が名物の人気店。私は5年前に初めて店へ行って取材をさせてもらった。↓それが、…

企業秘密。

「それは、“企業秘密”ってことで」 数えるくらいしか経験していないが、取材中にその一言を耳にすると、思いっきり萎える。テンションはダダ下がりになり、それ以降はイケナイとは思いつつも、機械的な質問になってしまう。 萎えさせる一言が飛び出すのは、…

ひとり飯のススメ。(12)

「ひとり飯」の魅力は、好きな時間に好きな場所で食事ができることだ。誰に気兼ねすることもない。すべては自分の都合。その自由度の高さに尽きる。 インスタだったのか、Twitterだったのか忘れてしまったが、SNSで見た牛丼がどうしても食べたくなった。牛丼…

今夜、オンラインイベントに登壇します。

本日(2/19金)夜8時〜、「ひとり」をテーマとしたWebメディア『DANRO』のオンラインイベント「フードライターが語る『ひとり飯』の世界」に登壇させていただきます。 『DANRO』には、「DANROサポーターズクラブ」というサポーター制度があり、月額980円でさ…

陰謀論。

昨日は、編集者の山本由樹さんと取材で飛騨清見へ。往復約4時間、お互いの近況やいろんな話をした。 その中で出てきたのが、陰謀論。 ステイホームということもあって、家でネットばかり見ているからだと思うが、陰謀論を大真面目に信じている人が多いという…

どうでもイイ話。

たまには、どうでもイイ話を。 年を重ねるとともに、めっきりカップラーメンを食べなくなった。カップ麺は、ペヤングソースやきそばと、どん兵衛くらい。 若い頃は、定番のカップヌードルやエースコックのスーパーカップ、日清焼そばU.F.O.が大好きだったの…

20年の時を経て。

その編集者と知り合ったのは、20年近く前。たしか、ある情報番組でのこと。出版業界で働くライターの私や編集者たちが集められて、その年の食のトレンドについて話すという企画だった。そこで名刺交換をした。 その場には地元誌の編集者もいたが、彼女は東京…

久しぶりの休日。

一昨日の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 東日本大震災があった10年前に東京へ行ったとき、街の中は節電で真っ暗だった。名古屋との温度差を実感した。阪神大震災のときも名古屋では何事もなかったような日常があった。 しかし、いつ名…

タダほど怖いものはない。

足底腱膜炎の治療法について、いろいろ調べてみたが、ストレッチやマッサージくらいしかなく、医師からは「踵に体重がかからないようにすることです」と言われた。はたしてそんなことができるのかと思った。 一昨日、足底腱膜炎を診てもらっている整形外科へ…

他ジャンルの仕事。

もう、2月も半ば。前からブログで書いている通り、3月でほとんどのレギュラーを失う。まぁ、もともとレギュラーだけでは食ってはいけなかった。イレギュラーの仕事もガンガンに入れて、やっとこさ生活が成り立っている。 3月以降の新たな食い扶持を探さねば…

メシが不味くなる。

昨日は、午後から撮影。建国記念日ということもあって、撮影現場へ向かう14時まではのんびりと過ごすことに決めた。せっかくなので、お昼は好きなものを食べようと思い、真っ先に浮かんだのが春日井市『圓家 本店』の「特製チャーハン玉子のせ」。そういえば…

夢への第一歩。

50代は人生の総仕上げの時期であり、波風を立てず、平穏無事に過ごすもの。私が20代、30代の頃はそう思っていた。 実際にそんな50代を生きている方もいるだろう。が、50代になったから人生に安定を求めるのではなく、20代や30代の頃から安定志向を求めていた…

ひとり飯のススメ。(11)

まずは、告知から。 なんと、拙ブログで不定期連載中の「ひとり飯のススメ。」が、“ひとり”をテーマとしたWebメディア『DANRO』でも書かせていただくことになりました! って、実は、ひとり飯は以前から『DANRO』で連載していたんですけどね。グループでの会…

常に仕事モード。

相変わらず、足底腱膜炎で左足の踵が痛い。まともに歩けないほど痛いので、室内では踵の部分にクッション材が入ったサポーターをしている。屋外では靴の中に中敷を入れて凌いでいる。 おまけに左前腕も痛む。たぶん、これは腱鞘炎だと思う。以前に右腕が痛ん…

「ひとり飯」のススメ。(10)

50歳を過ぎて、いや、40代の半ば頃からこってりとしたラーメンが食べられなくなった。二郎系ラーメンなんかは写真を見ただけでお腹が一杯になるくらい。豚骨や味噌もダメだし、脂が多めの塩もキツくなってきた。と、なると、選択肢は中華屋の醤油ラーメンか…

約1ヶ月ぶりの「メイク&フォト」。

昨日は、約1ヶ月ぶりの「メイク&フォト」。尺八奏者である岩田昭彦さんから、ご自身が主宰する率バンドグループ『WAZZ』のアー写を撮影してほしいとのオファーをいただいたのだ。 岩田さんとのご縁は、名古屋市東区東桜の料亭『神楽家』での食事会。相棒の…

これからの父子の関係。

一昨日と昨日は、浜松へ出張。出発前に原稿や雑務をすべて終えてから向かったので、ホテルに着いてからはのんびりと過ごすことができた。 持参したiPadで何気なくAmazonプライムを見ていたら、TBSのドラマ『テセウスの船』が追加されていた。 www.tbs.co.jp …

名もなき町中華店主の飽くなき挑戦。

以前、ある飲食店の店主が出版する単行本の「帯」のコピーを書いたことをブログで紹介した。 https://nagoya-meshi.hateblo.jp/entry/2021/01/10/000000 単行本は自費出版であるが、1000部を出版する費用の一部をクラウドファンディングで募っている。 https…

ひとり飯のススメ。(9)

一時期、担々麺にハマっていたことがあった。そのきっかけとなったのが、15年近く前に初めて食べた『想吃担担面(シャンツーダンダンミェン)』の「汁無し担担麺」。店は名古屋駅周辺のほか、栄や赤池、岐阜羽島にもあるが、新幹線地下街『エスカ』内にある…

冷凍チャーハン論。

写真は、セブンイレブンで買った冷凍の『すみれチャーハン』。原稿の〆切が集中する月末は、集中力が途切れてしまうので昼食は外で摂らず、もっぱら家メシ。とはいえ、いちいち作るのも面倒くさいので、インスタントで済ましている。 これはセブンイレブンへ…

狭量。

ライターという仕事柄、いろんな人と会って話をする。その際、相手の考えや生きざまなどを理解することに努める。たとえそれが私の考え方と違っていたとしても。そもそも、まったく同じ考え方を持つことなんてあり得ない。赤の他人同士は言うまでもなく、家…

ひとり飯のススメ。(8)

昔ながらの中華そばが好きだ。五十路のおっさんにとって、豚骨や醤油豚骨はキツイ。どうしても、食後に胃がもたれてしまう。 だから、遠方へ出張するときは中華そばの美味しい店を探している。外出のついでに探した店に行くというのも「ひとり飯」の楽しさだ…