永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧

珍獣を眺めるスタンス。

著作権裁判に関する私のブログ記事を読んだ友人が、心配して連絡をくれた。聞いてみると、裁判に負けたことで仕事を失い、心を病み、自ら死を選んだ知り合いがいるという。その人と私の姿がオーバーラップしたらしい。 そりゃストレスがないといえばウソにな…

書く、という仕事。

今日はなごやメディア研究会の代表理事でジャーナリストの関口威人さんと、取材の下調べに愛西市まで行ってきた。いや、下調べというより、企画書を書くための予備取材といったほうが適切かもしれない。 相手は関口さんの後輩の建築家が手がけた物件の施主さ…

取材は、未来の仕事になる。

私にとって、人生初の海外取材は2017年。その頃、『世界の山ちゃん』や『フジヤマ55』、『サガミ』など、名古屋のローカルチェーンがタイ・バンコクへ進出していて、その様子をレポートしたのだ。新婚旅行以来、海外に行っていない女房と一緒に。 海外取材の…

だから、書く。

今さっき(午前1時半)、愛媛県松山市から帰宅した。 今回の愛媛出張でどうしても食べたかったのが、今治市の「焼豚玉子飯」。松山市内でも食べられる店はあるけど、せっかくなら本場の味を堪能したい。 ということで、仕事終了後に地元のJA直売所と道後温泉…

移動日という名のオフ。

今日から愛媛・松山へ出張。 朝早く出発したので、昼過ぎには到着した。やっぱり名古屋からは遠いね。 今日は移動日なので、実質オフ。松山の街をブラブラ歩きながら写真を撮った。 道後温泉に浸かって坐骨神経痛を癒そうと思ったが、あまりの人の多さに断念…

法律は素人だが、文章はプロである。

今日は裁判所へ提出する準備書面を作成した。先日の裁判で相手方が提出した準備書面に対する反論である。 写真の原本となるRAWデータ、撮影を依頼したクライアントへの撮影料の請求書、同クライアントからの入金記録、示談交渉を委託した弁護士への入金記録…

なぜ『パスタ・デ・ココ』は東海を出られなかったのか。

今夜は女房と外食。とはいっても、特別な日でも何でもない。近くの『パスタ・デ・ココ』へ向かった。東海地方在住の方であればご存知だと思うが、『パスタ・デ・ココ』は日本最大のカレーチェーン『CoCo壱番屋』が手がけるあんかけスパ専門店だ。 1号店は20…

裁判は感情ではなく証拠で進む。

昨日、紙媒体4ページ分の原稿を編集担当に送って、やっと一息つくことができた。 これから校正の作業があるけど。あ、前に書いた別の紙媒体6ページ分の再校もやらなきゃ。ということで、明日は校正祭りじゃー! それと今日、某製麺会社の代理人弁護士から、…

私が、締切を破らないライターであり続ける理由。

メディアのライターをめざす人にとって、入口になるのがwebメディアだろう。頻繁に更新せねばならないため、紙媒体よりも企画が通りやすいのがメリットである。その反面、記事1本あたりのギャラが安く、メディアによっては経費も制限されるため、本数をこな…

裁判という長い戦いのはじまり。

某製麺会社との第1回目の裁判が終わった。 事前に事務官から説明を受けた通り、今回は争点整理と証拠確認、今後の進め方の確認に終始した。せっかく写真専門学校の同期の美崎くんが来てくれたのに、傍聴はできず、法廷の入口前で終わるまで待ってもらうこと…

裁判前夜の頭の中。

いよいよ明日は、某製麺会社との著作権裁判である。 76万円の賠償請求。弁護士を立てれば赤字になる。だから私は、本人訴訟で挑む。一方、相手方は弁護士を雇っている。 法律のプロを相手に、ズブの素人が戦う構図だ。 しかし、私に落ち度は1ミリもない。ク…

仕事と裁判のあいだで。

今日は朝から夕方までずーーーっと撮影だった。 照明機材を設営して三脚にカメラを固定する料理の撮影ではなく、某県の某所での記録撮影。標準ズームと望遠ズームを付けた2台のカメラを両肩からぶら下げて、あちこち走り回った。 現場は屋外で、昼過ぎまでは…

国家権力 VS 肛門括約筋

先週金曜日、刈谷での打ち合わせから名古屋高速で帰る途中、スピード違反で捕まってしまった。 理由は単純。腹が痛かったのである。 知立バイパスから星崎インターへ入ったあたりで、急に腹の様子がおかしくなった。一刻も早くトイレに駆け込みたい。自宅か…

“伝統”に縛られる店は、いずれ死ぬ。

私が取材する飲食店の中には、創業100年を超える、いわゆる老舗も少なくない。これまで取材した中でいちばん古い店は、創業266年。現在は8代目の店主が切り盛りしている。 「親からは店を継げとは言われなかったよ。でも、周りが僕のことを“8代目”と呼ぶから…

店主自らメシを不味くする店。

※本文と写真はいっさい関係ありません 今日は刈谷市で新規案件の打ち合わせだった。 その前に昼食を済ませておこうと思い、以前からブックマークしていた食堂へ向かった。 12時前に着いたおかげで待ち時間なしで入店でき、カウンター席へ案内された。海老フ…

愛知の未来をカジノに賭けるな。

1990年代、編集プロダクションで働いていた頃、仕事の半分、いや、それ以上はファッションヘルスやソープランド、キャバクラなど風俗店の取材だった。 今思えば信じられない話だが、当時の名古屋は条例が緩く、風営法に抵触しなければ新規参入が可能だった。…

親が楽しそうに生きている、それだけでいい。

今日は福田ちづるさん(↑写真)と、YouTube配信動画『福田ちづると永谷正樹のもーやっこTV』の収録だった。 もともとちづるさんは仲の良い友人で、仕事のこともプライベートのことも関係なく、何でも話す仲である。以前、彼女からこんなことを言われた。 「…

引き寄せられるのは、作り手の熱量。

モノを作って売るには、購買層のターゲットを絞り、販売戦略を立てる。いわゆるマーケティングが必要なのは間違いありません。 しかし、私がいちばん大切だと思うのは、商品に対する作り手の思いや愛情――つまり熱量です。 「ヒット商品を作ってひと山当てた…

ラーメンとうどんと、いい時間。

2、3日前、岡崎市『つけめん舎一輝』の杉浦正崇さんから「ナガヤさん、うどん屋さんの知り合いっていますか?」と連絡をいただいた。 そこで、仲良くさせてもらっている刈谷市『きさん』の都築晃さんを紹介することにした。そして今日、名古屋市内での撮影を…

「失われた30年」を生きる息子たちへ。

選挙が終わりましたね。 今、テレビの選挙特番を流しながらこの文章を書いています。民主主義というのは不思議な仕組みだと思います。多様な意見を持つ人間同士が話し合い、折り合いをつけながら進みます。だから時間がかかります。でも、その遠回りそのもの…

見た目は安いが、写りは本気。

先日、メルカリで購入したDX AF-P NIKKOR 10-20mm F4.5-5.6 G VRが届いた。 Nikon Zfcに装着してファインダーを覗き、少し驚いた。ボディ内の歪曲補正をオンにしているとはいえ、歪みがほとんど気にならない。これまで使ってきた広角レンズは、もっとぐにゃ…

仕事の依頼と見せかけた営業電話にご注意を。

少し前にも書いたが、飲食店に「取材」と称して連絡を取り、Wi-Fiルーターや電気料金の契約を勧める業者がいるらしい。取材を隠れ蓑にした営業である。なかなか考えたものだが、感心はしない。 nagoya-meshi.hateblo.jp ここ2、3日、紙媒体の取材アポを取っ…

息子たちに会いたい夜。

次男は22歳のときに、長男は25歳のときにわが家を巣立っていった。 つまり、次男は22年、長男は25年しか一緒に暮らしていない。 人生80年としたら、1/4強。短い。実に短い。 昨日、次男とLINE通話で話をしていたら、「もっとお父といろんな話をすればよかっ…

広角単焦点と超広角ズームを導入。

懸案事項だった店内撮影用の広角ズーム、SEL1635Zの買い替えの件。 ソニー純正のSELP1635GやSEL1625Gも検討したが、やはり、店内撮影にしか使わないレンズに今、15万円も払うことはできないと判断し、TAMRONの20mmの単焦点にした。それもメルカリで大2枚+小…

行数を埋める ≠ 原稿を書く

ライターという仕事は、つくづく効率の悪い商売だと感じることがある。 例えば、雑誌やwebメディアでラーメンを特集するとする。 『麺屋つむぐ』の「特製つむぐラーメン」を紹介するのであれば、スープやタレ、油に使う材料や麺の特徴、具材のこだわりなどラ…

脱稿。

紙媒体6ページ分の原稿を書き終わった! いやー、長かった!!原稿は2日間だけだったものの、リサーチと取材、撮影に10日もかかったのだ。まぁ、まるっと10日間ではないけれど、とにかく長かった! ギャラの総額を12(日)で割ると、1日あたりのギャラは……や…

担々麺ジャンキー、自宅でキメる(笑)。

今日から紙媒体6ページ分の原稿書き。日曜日でも〆切が迫っていれば全然関係なく働く。いや、働かねばならない。日曜日だからと休んでしまったら〆切に間に合わない可能性だって出てくる。迷惑をかけるどころか、仕事を失うことにもなる。そもそも、このよう…

マルチタスクに対応できない。

原稿を書いているときに、新たな仕事のオファーや問い合わせの連絡が入ると、どうしても集中力が妨げられる。 あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと軽いパニックに陥ってしまうのだ。 1人で仕事をしている以上、それは仕方がないことだし、何よりも仕事をい…