永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

その他のなごやめし

釜玉ラーメンは、コーチンビギナーにオススメの一杯。

地元に住んでいながら、名古屋コーチンを食べたことのない人は多い。専門店へ食べに行こうものなら1万円は覚悟せねばならない。庶民にとっては高嶺の花なのだ。が、大須・新天地通沿いにある『釜玉屋』は例外中の例外。 看板メニューの「釜玉ラーメン」は、…

カルボナーラの思い出と『支留比亜珈琲』のカルボトースト。

幼い頃、スパゲッティといえば、イタリアンとミートくらいしかなかった。いや、あったかもしれないが、食べたことがなかった。高校時代、世の中がバブル期を迎えた頃にスパゲッティではなく、パスタという言葉が使われるようになった。そして、カルボナーラ…

正真正銘のハンバーグ師匠が作る「味噌煮込みハンバーグ」は悶絶するほどの旨さ。

つい、この前まで暑いと思っていたのに、今はもうすっかり秋。寒さも日を追うごとに増している。こんな季節に食べたくなるのは、熱々の味噌煮込み。しかし、今回紹介するのは、味噌煮込みは味噌煮込みでも、うどんではない。 なんと、それはハンバーグ。地下…

姫路駅「えきそば」VS長命うどん「和風中華」。勝負の行方は…

先日、出張で兵庫県三田市へ行った。ホテル近くのコンビニで「姫路駅名物 まねきのえきそば」というカップ麺が目に飛び込んできた。ずいぶん以前になるが、姫路駅のホームにある立ち食いの店で「えきそば」を食べたことがあり、それがとても美味しかったのだ…

ガテン系御用達の(?)なごやめし、皿台湾

昼に台湾まぜそばを食べると、夜に仕事から帰ってきた女房がしかめっ面で「お昼、ナニを食べたの!?」と必ず言う。どうやらニンニク臭いらしい。注文時に「ニンニク抜きで」と告げても台湾ミンチに入っているのだろう。そのため、女性は敬遠するかというとそ…

「しるこサンド」は名古屋のソウル菓子だっ!

「しるこサンド」、というお菓子をご存じだろうか?おそらく、名古屋で知らない人はいないだろう。まさに名古屋のソウル菓子ともいうべき存在であるが、知らない人のために少しだけ解説しよう。 「しるこサンド」の製造元は、愛知県小牧市に本社がある松永製…

名古屋でかつ丼といえば…・その3(最終回)

皆様はどこでかつ丼を食べているのだろうか。かつ丼が食べられるのは、味噌かつ丼を紹介したときにも触れた、とんかつ専門店がまず一つ。ほかにも思い当たる店はあるだろうか。ファミレス?冗談はよし子さんである。旨いかつ丼を食べたいと思ったら、麺類食…

名古屋の旅で食べ損ねた「なごやめし」をフォローできる駅弁

お正月休みということで、帰省や旅行で名古屋へ訪れている方も多いと思う。電車での旅の楽しみといえば、駅弁。車窓からの景色を眺めながら、その土地の名物を詰め合わせた弁当を肴に缶ビールをグビリ。これ以上の贅沢はないだろう。 フリーカメラマン兼ライ…

派手好き名古屋の地味すぎるお雑煮

高校卒業後に進学や就職のために地元を離れたという方は多いと思う。しかし、名古屋では少数派。有名進学校は別として、私の高校時代では卒業後に地元を離れたのはクラスで2,3人程度だったと思う。なぜなら、大学や専門学校は沢山あるし、製造業をはじめ…