永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

森健さん。

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写真は、森健(もり けん)さん。名古屋では有名なCMプランナーであり、大学や専門学校で講師も務めている。しかも、高卒なのに(笑)。一見すると、ヤバイ人に思えるが(笑)、実際にお目にかかって話をすると、見た目以上にヤバイと誰もが思うはずだ(笑)。

私は広告の仕事をやらないので、森健さんに限らず、広告業界の方との接点はまったくなかった。彼とは少し前に人を介して知り合い、Facebookでも繋がった。彼の書く文章はとても面白く、裏表のないお人柄が表れていて、いつも腹を抱えて笑わせていただいている。

以前、森健さんFacebookで、ある写真家について書いてらっしゃったことがあった。短い文章だったが、とても深い内容で、さすがはCMプランナーと思った。また、別の日には「名古屋めし」に対して、スルドイ考察を展開してらっしゃった。是非、お目にかかって写真と名古屋めしについて語り合いたいと思っていたのだ。

何度かFacebook上でコメントのやりとりをして、ほどなくして一緒に飲みに行くことになった。しかし、写真のことを語ったのは、会話全体の5%ほど。残りは……ここでは書けないことばかり(笑)。

この前も「ちょっと仕事のことで相談したいことがある」とおっしゃるので行ってみると、仕事の話は前回よりも少なくて会話全体の3%ほど(笑)。残りは……やはり、書けません(笑)。

その日は、市内での取材が終わってから車で向かった。終電がなくなりそうな時間帯だったこともあり、

「ご自宅まで送っていきましょうか?」と私が言うと、

「えーっ…。だって…まだ家には…帰りたくないんだもーん♡」と、おちょぼ口で答えた。その目つきは子犬のよう(笑)。あ、ちなみに森健さんは私より15歳も年上の64歳である。なんて、お茶目なんだ(笑)。

「64歳でも、これでイイんだぁって、森健さんを見てると何だか安心します」と、私は怒られることを覚悟した上で言うと、

「いや、それでイイんだよ。オレだって72歳の高田純次を見てると安心するもん」と、森健さん(笑)。

そもそも、人はだいたい高校生くらいで人格が形成されるのではないだろうか。私自身も、ものの見方や考え方は高校時代からほとんど変わっていないと思う。いや、自宅の階段を上る女房に指でカンチョウしたり(笑)、女房がトイレに入っていることを知りながら電気を消したり(笑)してるので、小学生かもしれないな(笑)。

健さんのスゴイのは、ナニをやっても「森健さんだから」と許されるところだ。私は密かにそんな森健さんに憧れていたりする。森健さーん、これからも生産性が皆無の、まったく役に立たない話を楽しみましょう♡