永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

野田典嗣君。

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写真は、野田典嗣君。ひとまわり年下の友人である。

彼との出会いは15年ほど前。拙著『大名古屋大観光』を購入してくださり、感動のあまり(笑)、mixiでメッセージをいただいたのが縁だった。

当時からイカツイ風貌だったので(笑)、メッセージをもらったときは正直、引いた(笑)。しかし、実際に会ってみると、めちゃくちゃイイ奴だったのだ。初対面ですっかり意気投合し、今でもときどき会っては食事やお茶をしたりしている。

今回、野田君に会ったのは、彼の会社の社内報で、私と野田君の対談記事を載せるためだ。実は彼、創業100年の産業機械や工具の専門商社の御曹司で、取締役専務なのである。

「僕とナガヤさんの対談を読んだ社員たちが仕事をする上で何かしらの参考になれば」と、野田くんは言うが、果たして私なんぞから学ぶことなんてあるのか(笑)!? 一抹の不安を感じつつ、取材を受けることに。

それにしても、いつも取材する立場の私が逆に取材されるというのはヘンな感覚である。野田くんからの質問は、なぜ、サブカルチャーからフードに取材テーマが変わったのか、とか、今後どんなことを考えているのかなど。

ほとんどはこのブログに書いてあるようなことだったが、自分で話をしながら、自分の気持ちを整理することができた。とくに心に決めたことは、文章にするだけではなく、声に出すことでより深く自分の心に浸透していくような気がした。

野田君、すばらしい機会を作ってくれてありがとう。またメシ食いに行こうね。