平成が、終わる。
生まれたのは昭和だけど、
社会に出たのは平成。
結婚したのも平成。
会社を辞めてフリーになったのも平成。
親になったのも平成。
親の死を見送ったのも平成。
50歳を迎えたのも平成。
つまり、青年期、壮年期という、
人生でもっとも楽しい時期を過ごしたのは、
平成の時代だったのだ。
ここ2、3日、テレビでは平成の時代を振り返るとともに
今上陛下のご足跡を特集している。
東日本大震災の被災者に膝をついて向き合う
陛下のお姿を拝するたびに
先の大戦の激戦地へ赴き、慰霊の祈りを捧げる
陛下のお姿を拝するたびに
涙が出てくる。
昨年12月23日に85歳のお誕生日を迎えられた陛下は、
「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」
と、おっしゃった。
平成の時代に自由を謳歌できたのは、
陛下の「祈り」があったからだ。
平成最後の今日は、
今上陛下に感謝を捧げる日である。
天皇陛下、ありがとうございます。