永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ミシュランにモノ申す。

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昨日、7月13日(土)発売の『おとなの週末』8月号にて、4P特集「緊急提言 これでええんかてぇ!? ミシュランガイド 愛知・岐阜・三重版」を担当した。

『おとなの週末』の仕事は、実に1年ぶり。今回は、というか、いつも「これは!」と思ったらプランを送るようにしていて、今年5月に発売された「ミシュランガイド 愛知・岐阜・三重 特別版」に対して私の言いたいことを全部書いてやろうと思ったのが発端だった。

で、企画のタイトルは、「緊急提言 これでええんかてぇ!? ミシュランガイド 愛知・岐阜・三重版」(笑)。

ミシュランガイドが発売されて、地元メディアは大騒ぎしていた。それを私はとても冷めた目で見ていた。なぜなら、「ミシュランがなんぼのもんじゃい!」って思っているから。『おとなの週末』の編集やライターは、客に扮して店を訪れて「覆面調査」をした上で取材する店を決めているので、どうしても今さら感が否めないのだ。

あ、断っておくが、星付きの店は別だ。星を獲得した店とそのシェフに対しては、素直にスゴイと思うし、敬意を表したい。

私が問題視しているのは、ミシュランの調査員が名古屋めしをきちんと評価できたのか否か。さまざまな観点から疑問を呈しているので、是非、買って読んでいただきたい。

そもそも、ミシュランと聞いただけで、盲目的に信じてしまうのはいかがなものか。一般人ならまだしも、地元メディアはまったく検証していないどころか、お祭り騒ぎ。

ミシュランがそんなにスゴイのか?地元グルメなら、ミシュランの調査員よりも自分たちの方が詳しいと思わないのか?それが私は不思議でならないのである。

おそらく、地元のメディア関係者でミシュランに対してモノ申しているのは私だけだと思う。だから嫌われるんだろうな(←勝手にそう思っている・笑)。

あ、『おとなの週末』8月号では、「覆面ライターの1ヶ月食ダイアリー」も担当した。こちらは、日記形式でその日の出来事や食べたものを紹介するというもの。自身で1ヶ月間を振り返ると、本当にいろんなものを食ってるなと実感(笑)。

何度も書くが、是非、買って読んでいただきたい。いや、買ってください。お願いいたします!