月末から月初めにかけては原稿の〆切が集中する。そのため、一日の大半をパソコンの前で過ごしている。ライターのくせに語彙が少ない私は、言葉をひねり出しながら、一つ一つそれを紡いでいく。撮影の仕事と違って、非常にストレスが溜まる。
そんな中で、ホッとできるのが昼食の時間。気分転換も兼ねて、車に乗って食べに行くことが多い。拙ブログの「チャーラーの旅。」で紹介しているのは、原稿書きの合間に食べに行った店がほとんどだ。
しかし、〆切まで時間的にギリギリになっていたり、原稿が思うように進まないときは、自宅にあるもので済ませる。何もない場合はコンビニで買ってくる。
今日もまさにそんな日だった。何しろ、残り2日間で長文の原稿を3本も書かねばならないのだ。でも、気分転換に外へ出たい。と、なると、コンビニか……。あまり美味しくはないんだよなぁ……。
そこで思いついたのが、ホカ弁。それも、ド定番の「のり弁」が食べたくなった。
ってことで、近所の『Hotto Motto』へ車を走らせた。お昼時に混むのを予想して、昼前に行ったのがよかった。5分も経たないうちに「のり弁当」のご飯大盛とサラダを買うことができた。
それにしても、「のり弁」って昔からほとんど変わっていない。ルーツを調べてみたら、私も記事を書かせていただいている『メシ通』がヒットした(笑)。
『ほっかほっか亭』が元祖だったのだ!まぁ、それはいいや。
「のり弁」を食べているときに、ふと思ったことがある。『Hotto Motto』の「のり弁当」は300円。おそらく、ほかの弁当チェーンも同じくらいの価格だろう。安くて“そこそこ”旨いのが「のり弁」の特徴だ。そんな中、本当に旨い「のり弁」があったら面白いなぁ、と。
海苔は寿司屋が使うような最高級品。もちろん、海苔の下に入るおかかも。白身魚フライも得体の知れない白身魚ではなく、銀鱈を使ったり。あ、ちくわ天も安っぽいな。天ぷらをのせるなら、車海老の天ぷらとか。レアで仕上げたほのかに甘いイカ天もアリだ。
それと、きんぴらごぼうは、いかにもお総菜っぽい。だから、ご飯のお供がいい。例えば、『中村家』の「海宝漬」とか。これ、『おとなの週末』の送別会で食べたことがあるのだが、ご飯が無限に食べられるのではないかと思うほど旨かった!
最後に、たくあん。これも安っぽすぎる。どうせなら京漬物がいいな。例えば、こんなの。
仮に、私が考えたこの「プレミアムのり弁当」(笑)が1000円だったとしても買う、な。どこかやってくれないかなぁ。
って、〆切前なのに、ナニをやってんだ、オレは(笑)。