永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

食べ終えた食器。

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私はチェーン店に味や接客などに過度な期待はしない。安くて、早くて、そこそこ美味しければ文句はない。そういうものだと認識している。

昨日、昼食を摂るために、一人で某チェーン店に行った。扉を開けて店に入ると、

「いらっしゃいませ。カウンター席へどうぞ」と、店員に案内された。ここまではよかった。

どこに座ろうかとカウンター席の方へ目をやると、入り口から奥にある席はほぼ満席。手前の席には食べ終えた食器がそのままになっていた。その隣が空いていたので座った。

お茶も出ないし、注文も聞きに来ないので店員に声をかけて注文した。相変わらず食器はそのまま。テーブル席を見渡すと、そこも食器がそのまま残されていた。

たしかに店員さんは皆、忙しそうに働いていた。お茶や紙ナプキンの補充をしていたが、順番が違うだろ。そう思いながら料理が出てくるのを待っていた。すると、ここでようやくお茶が出てきた。その際に注文を聞かれた。

「もう、注文しました」と、私が言うと、別の作業をはじめた。あいかわらず食器はそのまま。

私の右隣からひと席空けて隣に座っていた2名の客が食べ終えて、席を離れた。その食器もそのまま。それでも客は後から後から入ってくる。そのたびに店員さんは

「いらっしゃいませ。カウンター席へどうぞ」と案内するのだが、客は明らかに困惑している。結局、その客は食べ終えた食器がそのままになっている席に座り、食器を横にスライドさせた。しかも、テーブルが汚れていたのか、その客は自ら紙ナプキンで拭いていた。

その後、店員は注文を聞きに来たが、それでも食器はそのまま。どうして、ついでに片付けようとしないのだろうか。それが不思議でならない。「誰かがやってくれる」とでも思っているのだろうか。何だか、不愉快でたまらなくなった。

そうこうしているうちに私が注文したメニューが出された。そのときようやく私の隣に残されたままの食器を片付けたが、テーブル席に残された食器はまだそのまま残されていた。何だか、メシが不味くなった。

「いらっしゃいませ」とは「ようこそ、私の店にお越しいただきました」と来店を歓迎する意味である。それなのに食べ終えた食器を片付けないというのは、歓迎すること以前に客を迎える体制が整っていないということである。

冒頭にも書いたが、私はチェーン店に味や接客などに過度な期待はしていない。が、今回の出来事は飲食店としていかがなものかと思う。

 

※写真は、最近食べに行った創作串揚げ店の串前菜。味はもちろん、サービスもシチュエーションも完璧だった。おかげでとても心地良い時間を過ごすことができた。チェーン店と同列に扱うつもりはないが……。