永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。29

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ちょっと更新が滞っている「チャーラーの旅。」。いつもは町中華を中心に情報をお届けしているが、今回はラーメン専門店。

このブログで昔ながらの中華そばが好みであることを何度も書いている私。しかし、たまにはコッテリ系も食べたくなる。というか、コッテリ系を一括りにしたら店の人に叱られるわな。正しくは、名古屋市西区中小田井にある『キムラーメン』が恋しくなることがある。

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不思議なことに、ここのラーメンは食べた後にまったく胃もたれしないのである。和歌山ラーメンや家系ラーメンを食べると必ずなるのに。しかも、自分自身でもクサイとわかる謎のゲップ(笑)が止まらなくなる。以前、女房の前で謎のゲップが出てしまい、それが匂ったようで

「ちょっとぉーっ! ナニ食べてきたの!?」とキレられたことがある。そりゃキレるわな。うん。オレなら確実にキレるわ。

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さて、これがいつも注文する「キムラーメン  しょうゆ」。見た目からかなりコッテリしているのがわかるだろう。しかし、食べてみると、ほのかな甘みとしょうゆのコクを感じるスープと、それに負けない弾力のある極太麺が旨い。コッテリ系といっても、千差万別なのだ。

特筆すべきは、ここのチャーシュー、通称“くるくるチャーシュー”。とてもやわらかくて、口の中でとろける。これを麺と一緒に食べるのがたまらないのだ。うーん、思い出しただけで、また食べたくなってきた(笑)。

チャーハンだが、店のメニューにはない。昼は150円で白ご飯とおかずの食べ放題をやっていて、たまに(週イチとかのペースは不明)炊飯器に入ったチャーハンが出るのである。

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それがこれ。この日は早い時間帯に行ったので、炊飯器にチャーハンがたっぷりと入っていたので、大きめのご飯茶碗いっぱいによそった。量にして巷のチャーハン並盛くらいはあったと思う。それと、ザーサイとキャベツの浅漬けものせた。これが150円と考えると、めちゃくちゃ安い。

初めて見たときは、作り置きのチャーハンなんて……。と、思ったが、実際に食べてみると、これがかなり旨いのだ。しっかりとスパイスや調味料がきいているだけではなく、複雑な味わい。具はチャーシューとハム、ネギ、玉子?いたってシンプルなのに、なぜこんな味になるのだろう。

もう、どちらかというと、ラーメンよりもこのチャーハンを目当てに店へ行っていると言っても過言ではないくらい(笑)。本当はおかわりしたかったが(笑)、私と同じようにチャーハンを目当てに来る客に悪いと思って遠慮した。また行こうっと♪