50歳になる3ヶ月前にブログを再開した。
当時の心境を書き残したいというよりは、
書かずにはいられなかった。
恐れていたのである。
老いていくことを。
もう、若くないということを。
あっという間に1年が過ぎた。
もうすぐ、私は51歳になる。
「50代からが楽しいんだよ」
と言ってくれる先輩もいる。
申し訳ないが、
今の自分には
とてもそのようには考えられない。
30代や40代の頃に戻りたいのではない。
第一、戻れるわけがない。
写真家として、
文筆家として、
何一つ結果を残していないという焦り。
それが老いに対する恐怖の正体である。
1年間ブログを続けてみて、
その恐怖から救われたのか。
否、否。
でも、撮るしかない。
書くしかない。
自分には、
それでしか生きている実感を
味わえないのだから。
そんなわけで、
ブログを再開します。
↑写真は、昨日撮影した名古屋駅構内の某店のメニュー。近日、フロアガイドの看板に使われるらしい。名古屋駅に行かれたら要チェック。