永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

嬉しいこと。

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Facebookでも繋がっている友人のY川さんから「相談したいことがあります」というメッセージが入った。携帯の番号が書かれていたので連絡してみると、お仕事の話だった。

しかし、その案件は、写真ではなく動画。残念ながら、私に動画のスキルはまったくない。それこそ、iPhoneで撮影する程度。素人とほとんど変わらない。

内容を聞いてみると簡単なものだったので、請けてみようかと頭をよぎったが、プロとしてオファーをくださっているわけだから、プロとして応えねばならない。そう考えたら、とても引き受けられないと思った。丁重にお断りすると、

「せっかくナガヤさんと仕事ができると思ったんだけどなぁ」と、Y川さん。

もともとY川さんとは、福田ちづるさんの紹介でお目にかかり、一昨年の夏にはお仕事までいただいた。ところが、Y川さんは病に倒れ、一緒に仕事することができなかったのだ。

その後、奇跡の生還を果たしたY川さんと東京で飲んだ。桜がキレイな季節だったから、あれは去年の4月のことか。あれから1年近く経ったんだ。月日が経つのは本当に早いな。

Y川さんの職場は東京だが、名古屋支店の方もご紹介くださり、

と、ここまで書いたところで、再びY川さんからメールがあった。そこには

「編集作業を外部に委託するので、撮影だけでもお願いできませんか」とあった。そこまでしてくださって、断るわけにはいかない。Y川さんのオファーを請けさせていただくことにした。

担当編集に評価されると嬉しいのは言うまでもない。しかし、私が撮ったものや書いたものを見ていただいた方からカメラマンとして、ライターとして評価していただくのも相当嬉しい。

『東洋経済オンライン』で取材させていただいた、かにぱんお姉さんのTwitterの別アカウント「かにうさぎ」さん( @kaniusagichan )が一昨日にこんなツイートをしていた。 

あ、東洋さん=私のことね(笑)。

ちなみに、かにぱんお姉さんの記事は↓こちら。

toyokeizai.net

私としては、ときどき脱線する話を修正しながら(笑)、フツーに話をしていただけのつもりなのだが。

今思えば駆け出しの頃は、質問を一つ一つ紙に書き出していたこともあったな。でも、相手は生身の人間だから、用意していた質問も順番通りになんていきゃしない。そのたびに軽いパニック(笑)。そのライターさんの気持ち、わかるわぁ。

おそらく、私の能力云々ではなくて、年の功ってやつなんだろうな。それでも取材相手に評価されるのも素直に嬉しい、な。もう、どんどん拡散して(笑)。
担当編集や読者様、取材相手と本当に多くの人々に支えられていることを実感した。皆の期待に応えられるように頑張ろう!