永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

SAKURA MONOCHROME 2020.

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私が住む愛知県では、ちょうど今が桜の見頃である。が、撮影したのはわずか2回。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出を控えていることもあるが、昨日も今日も仕事で手一杯。どうしてもスケジュールを空けることができないのだ。

それにしても、今、テレビをつけても、ネットを開いても、コロナウイルスのことばかりで気が滅入る。それだけならまだしも、誰かを攻撃したりするのを目の当たりにすると、何だか悲しくなってくる。

この国難に思想の右や左は関係ない。いがみ合ったところで解決するような問題でもない。閉塞感のあまり怒りをぶつけたくなるのも理解できるし、私も感情に走ってしまうことも多々ある。だから、自戒の念を込めて書いている。

揚げ足取りをするのではなく、意見があるならばエビデンスを示しつつ、是々非々できちんと議論すべきだ。たとえ意見が違ったとしても、国を、人を思う気持ちの部分だけでも一致すれば、その議論には大きな意味があったといえるだろう。そんな世の中であってほしい。

桜の話に戻そう。咲き誇る桜を眺めていると、不思議とやさしい気持ちになれる。とくに今年、私が見た桜は、まだ花びらが散っていなかったせいか、生命力に満ちあふれていた。人々の想いや気持ちとは関係なく、毎年必ず咲く桜の花に勇気づけられた。

以前、このブログにも書いたように、私は辛いことも悲しいことも「お互い様」と思って、人にやさしくすることを心がけようと思った。

毎年、私は桜の写真をモノクロに変換して「SAKURA MONOCHROME」と題して、Facebookで公開している。なぜ、綺麗な桜をわざわざモノクロにするのか。色という情報がなくなった分、力強い生命力がより伝わると思うからだ。

よろしければ、ご覧ください。

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↓以下はオマケ(笑)。

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