永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

マインド。

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仕事が次から次へとキャンセル、延期となる中、昨日はすでに取材した分の原稿をひたすら書いていた。

ブログでも書いていた通り、私は文章を書くのが苦手。だから、いざ原稿を書くとなると、仕事場を整頓したり、好きな音楽を流したりとテンションを上げつつ、苦手という感情をコントロールしながら挑んできた。

しかし、昨日は少し違った。取材相手のひと言ひと言や所作、現場の雰囲気、そして、そのときの自分の心理状態を思い出しつつ、キーボードを叩く。いつも通りの作業ではあるものの、原稿を書くということ自体に喜びを感じていた。

もちろん、これまでも取材相手の思いがきちんと伝わるようにと思って書いていたが、知らず知らずの間にルーティーンとなっていたのかもしれない。新型コロナウイルスの感染拡大という非常時だからこそ、今まで当たり前と思っていたことがありがたく思えてしまう。

やはり、好きなのだ。取材して、撮影して、原稿を書くというこの仕事が。そんな自分の気持ちにあらためて気がつかせてもらった。

昨日の原稿の進捗状況は、正直言ってそんなにも良くはない。しかし、それは一切の妥協を許さず、しっかりと言葉を選んで書いているからであって、サボっていたから進まなかったのではない。

何しろ、時間はたっぷりあるのだ。取材の現場で感じたことや思ったことを克明に、何度も何度も読み返しながら完成度を高めていこうと思っている。

今、この時期に書いたものが、私の今後のライター人生に大きく影響するような気がしてならない。それは記事が世に出たときに大きな反響があって私の人生が変わるとかではない。今目の前にある原稿を書き上げたとき、自分の内にあるライター、いや、表現者としての魂の部分が大きく成長するような気がするのだ。

5月以降のスケジュールは真っ白である。しかし、表現者としての魂、というかマインドさえあれば、絶対に乗り越えられると確信している。

困難よ、かかってきやがれ。返り討ちにしてやらぁ。