永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

自分のキャパシティをはるかに超えた難問。

つい、この前まで「アフターコロナの世界を明るく!」なんて言ってたのに、昨夜アップしたブログに「四面楚歌」、「八方塞がり」なんて書いてしまったので、アタマがおかしくなったのかと思われた方もいるかもしれません。
ブログにも書いたとおり、5月以降の仕事はほとんど入っていません。でも、不思議なことにまったく心配していません。むしろ、空いた時間に動画の撮影や編集、HPの制作などこれまでやれなかったことをやろうと、とても充実した時間を送っています。
ブログに書いた「自分のキャパシティをはるかに超えた難問」は、仕事のことではありません。女房のことです。
先週の日曜日くらい下腹部に痛みがあり、翌日に病院へ行きました。がん検診などいろいろな検査を行い、来週にその結果を聞きに行くことになっていました。
ところが、昨日、病院から
「できるだけ早く来てください」との連絡があったというのです。
女房も私も最悪の事態を考えました。そりゃ病院からイレギュラーに連絡があれば、誰だってそう考えると思います。
女房はオレと結婚して、何か一つでもいいことがあったのだろうか。女房の幸せとは何だったのか。女房は子供たちの結婚や孫の誕生など、これからの人生を見ることはできるのか……等々。本当にいろんなことを考えました。
でも、人生で起こるすべての出来事は、自分にとって必要なことであり、必ず乗り越えることができると信じていました。だから、どんな結果でも受け入れようと思って、ブログに書いたのです。
今朝、女房と一緒に病院へ行ってきました。本当は私も検査結果を聞きたかったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため同伴はできないとのことでした。仕方がないので、駐車場に止めた車で待つことにしました。
30分ほど経った頃、女房からLINEが入りました。
「貧血がひどいからでした」と。
意味がわかりませんでした。車に戻ってきた女房に話を聞くと、これから気温が高くなるときに貧血の状態が続くと、肺や心臓、脳にダメージを与える恐れがあるので、それを心配して連絡を入れてくださったのです。
週に1回、鉄分を補給する注射を打つために通院せねばなりませんが、最悪の事態のことを想定してしまったので、そんなことは全然平気です。
やはり50歳になると、身体にガタがきます。これは私にも言えることです。別に長生きしようとは思っていませんが、悔いのない人生を生きたい。そう願っています。
ってことで、私は「アフターコロナの世界を明るく」すべく、今日も頑張ります!