永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

業界の交流会、もっと嫌い。

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昨日の続きね。実は私、生涯でたった一度だけ異業種交流会に参加したことがある。もう15年くらい前の話だ。いや、正しくは異業種ではないかもしれない。mixiのコミュニティで出版や広告業界で働く人たちだけの交流会の告知があったのだ。

当時から名古屋のメディアで仕事をしていなかった私はまったく興味がなかったが、講師をしていた専門学校を卒業した教え子に誘われて参加したのだった。

会場はいかにも業界人が集まりそうなダイニングバー。教え子とともに到着すると、すでに会場内はめちゃくちゃ盛り上がっていた。異常なまでにテンションが高い人が何人かいて、逆に引いてしまった。ったく、ねるとんパーティーじゃないんだから。

当時、私は30代半ばだったが、ほとんどが年下に見えた。にもかかわらず、皆、「オレは仕事ができるんだぜ」的なオーラが全開。もう、ギラギラ。てめぇがカメラマンであることやライターであることが唯一のアイデンティティーであり、虚勢を張っていることはすぐにわかった。そのノリについていけず、完全にアウェー状態。

あと、これは名古屋独自のシステム(?)なのかよくわからないけど、「皆で親睦を深めて仕事を紹介し合う」仕事のスタイルにも馴染めなかった。自分が本当にやりたいと思う仕事だったら、力尽く(企画力や取材力、表現力)で奪い取れってんだ。誰かに恨みを買われても仕方がない。それがプロってもんだろ。違うか?

この交流会の主催者はたしか地元誌の編集者だったと思う。現役の編集者が呼びかければ、仕事が欲しいフリーの連中は参加するだろう。しかし、誰かが進行するわけでもなく、入り口で参加者の名簿を渡されただけ。で、一部のバカが騒いでいる。何だこりゃって話だ。コイツらと同じ人種に見られたくはないと思って、すぐに帰ったと記憶している。

何年か経ってから、Facebookだったか、2ちゃんねるだったかに交流会の主催者だった彼があちこちで金銭トラブルを起こしていて行方をくらましているという書き込みを見た。交流会も決して安くはない参加費を払った。50人以上は来ていたと思うので、ヘタをすると本業の雑誌編集よりも儲かったのではないか。もう、そうなると、雑誌の編集者でも何でもない。守銭奴だ。編集者なんてやめちまえ。って、あっ、もうさすがにやってないか。

何ていうのかな。交流会でバカ騒ぎしていたヤカラの、あの、ギラギラ感が大っ嫌いなのだ。私が編集者ならそんなヤツには絶対に仕事はやらねぇ。「あっ、うっかりして忘れてたッス-」って、軽いノリで〆切をすっぽかしやがりそうだもん。

私は同じ業界で仕事をしている友達が少ない。それはきっと、クソみたいな交流会に参加したことがトラウマになっている部分もあるからだろう。でも、付き合いのある数少ない業界の友達のことは皆、尊敬している。彼ら、彼女らから仕事を振られたこともなければ、私が仕事を振ったこともない。それぞれがきちんと自立しているのだ。

おっと、今日はセミナーについて書こうと思っていたが、また長くなってしまった。読んでいても嫌な気分になるから、楽しみにしている人はいないと思うが、明日は必ず書く。しばしお待ちを。