永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ナガヤ、動き続けます。

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ナガヤ、動いてます。

一昨日、撮影した2軒のテイクアウトメニューの記事を書き上げた。原稿書きが嫌いな私にとっては快挙。それもこれも、今回の記事はそれだけ緊急性が高いということなのである。多くの方に読んでもらい、店に足を運んでいただくには一日も早く公開されるのが望ましいのだ。だから、いつものようにあれやこれやと理由をつけてサボってはいられないのである。

そんな思いがモチベーションへと繋がったのだろう。途中で煮詰まったりして手が止まることなく、イッキに書き上げた。やればできるじゃん、オレ(笑)。

ヘンな話、私は毎日、自分に対して常に「こうあるべき」と訴える内なる自分と戦っている。今のところ勝率は2割ちょい。いや、ちょっと甘めにして3割くらいかな。でも、今日は完全勝利で終わった。すごく気分がよい。

それにしても、皆がそうであるように、今年は新型コロナウイルスの影響で大きく予定が狂わされた。とくにメイク&フォトのイベントは、4月を皮切りにどんどん開催して、その口コミと自ら宣伝をして、パートナー企業を増やしていくつもりだった。そして、来年はメイク&フォトを私自身のレギュラー仕事として定着させたかった。

ただ、自分のオフィシャルHPを完成させたり、それに飽き足らずポートフォリオサイトまで作ったりする時間が得られたのは、実にありがたかった。ある程度はまとまった時間がなければ到底作ることはできなかった。

HPを制作しながら、自分自身の過去を振り返ったり、また、今後のことを考えたりすることもできた。その結論として「ナガヤ、動きます。」を宣言できたのも、ゆっくりと考える時間があったからだろう。

そして、一昨日久しぶりに撮影に行って、あらためて私はこの仕事が好きであることを再認識することができた。冒頭にも書いたが、原稿を書くこともさほど苦ではなかった。むしろ、楽しく感じた。ライターのくせに原稿書きが嫌いだった私にとっては大きな進歩である。何よりも、私なんぞが撮影に行って、喜んでくださる方がいるのが嬉しかった。

亡くなった方や闘病中の方もいるので不謹慎かもしれないが、新型コロナウイルスのおかげで得たものもある。実はこの世に起こるすべての事象はそういうもので、一見、不幸と思えることであっても、見方や捉え方次第で幸福と思えることがある。たとえ、それが小さなことであっても、そこを見つめていくことで暗闇の中に一筋の光が差し込むことになる。

昨日、私が暮らす愛知県では、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された。まだまだ予断を許さない状況ではあるが、これが新しい時代の黎明となり、皆が、「お互い様」と助け合う、やさしい世の中になることを願ってやまない。

さて、今日も午後から撮影。ってことで、ナガヤ、動き続けます。

 

※写真は、名古屋駅太閤通口から南へ徒歩1分の居酒屋『名駅宴処 花かるた』のテイクアウトメニュー。味噌かつやエビフライなどの名古屋めしのほか、ガパオライスやカオマンガイなどタイ料理も人気。お近くの方は是非♪