永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

K割さんとザギンのベーアシでシースー。

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皆様はもう忘れていると思うが、今月、私は「同世代の人と語り合う月間」と定めていた。これまでタレントの福田ちづるさん、ライターのみゆきちゃんと語り合った。

で、昨夜は、ずっと私がじっくりと話してみたいと思っていたK割さんと酒を酌み交わしながら語り合った。

えっ!?誰だって?私にとってはお客様。私が取材して、撮影して、原稿を書いた雑誌を読者様に販売してくださる書店大手のS洋堂書店のエライさんなのである。

K割さんは、メイク&フォトの相棒、山村えり子さんの知り合い。今年1月だったか、メイク&フォトをS洋堂書店で開催する提案をさせていただくためにえり子さんと共に訪ねたときに初めてお目にかかった。以来、Facebookで繋がり、ときどきコメントをやりとりする間柄となった。ちなみにメイク&フォトは4月に開催する予定だったが、新型コロナの影響で延期となった。

同世代ゆえにFacebookの投稿に共感できる部分が多々あり、いつかじっくり話してみたいと思っていたのである。このブログも見てくださっているようで、「語り合おう」と呼びかけたら、すぐに反応してくださったのだ。

会場として選んだのは、先週取材したばかりの名古屋・柳橋『銀座あしべ』。ここは熟成肉を使ったステーキが有名だが、50代ゆえに地下のカウンター席で寿司のコースを注文した。ギョーカイ的に言うと、ザギンのベーアシでシースー(笑)。

ginzaashibe.com

予想通り、K割さんとの語らいはめちゃくちゃ楽しかった。もう、お互いに年齢を忘れて大爆笑。それはあたかも部活が終わった高校生が部室でダベっているような、くだらない、1ミリも役に立たない話(笑)。それが今の私にとって大切なのだということをあらためて実感した。

いちばん盛り上がったのは、『ホットドッグ・プレス』に連載していた北方謙三の「試みの地平線」(笑)。世代的にK割さんは絶対に読んでいると思ったが、案の定読んでいた(笑)。関大の学生から寄せられた質問に答えるブログのタイトル案「試みの前立腺」も爆笑していたらしい。私は書いた後にスベったと凹んでいたが、やはり、同世代の男性にはテッパンのネタだったのだ(笑)。

いや、バカ話ばかりをしていたわけではない。少しはマジメな話もしましたとも。でも、K割さんはほとんど聞き役だったかな。お酒が入っていることもあって、自分のことをいっぱい話してしまった。いや、K割さんが聞き出すのが上手いんだな。やはり、人の話をきちんと聞くことができて、そこから話を膨らませるからこそエライさんなのだ。

いやぁ、本当に昨夜は楽しかった。K割さん、昨夜はありがとうございました。是非また機会を作って「昭和40年代会」を開催しましょう。