永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

覚悟。

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昨日、8月6日は広島に原爆が投下された日。100年も経っていない、ほんの75年前の話だ。アメリカによる主要都市への空爆も含めて、明らかに国際法違反である。が、いっさい罪に問われていない。まったく、おかしな話である。

原爆を落としたアメリカとは今や同盟国になっているから、「せっかく友好な関係を築いているのだから、今、そんなことを言わなくても」と思う人もいるだろう。が、30万人以上の無辜の民が亡くなったことは日本人として決して忘れてはならない。絶対に赦してはならない。その上で付き合えばよい。外交とはそういうものだと思う。

そもそも、アメリカの大統領が自ら「自国第一主義」と言ってしまっている。わが国の指導者たちはなんでそんな相手に尻尾を振ってついていくんだろうと思う。よほど都合の悪いことでも握られているのかと勘ぐってしまう。

そう書くと、「この反米共産主義者がぁぁぁぁぁっ!」とか言われそうだな。反米=反日になるのが全然わからない。あ、ついでに言っておくけど、私はアメリカも大嫌いなら中国も大嫌い。これでも私は反日共産主義者になるのか?誰か教えてくれ。

さて、8月に入ってから、飲食店を営む多くの方々に会ったり、電話で話す機会があった。話題はもっぱらコロナ。聞いてみると、4月~5月の第一波よりも現在の第二波の方が深刻な影響を与えているらしい。とくに先週末あたりから大村知事が連日会見を開くのと比例して客足が減少していったという。

実際、車で錦や名古屋駅を通ったが、人通りがまったくなく閑散としていた。席を減らした上に営業時間も短縮された。おまけに夏場ゆえに食中毒のリスクを考えると、テイクアウトも積極的に行えない。さぞかし辛いだろうと思う。

私も9月に開催を予定していた、飲食店と「メイク&フォト」のコラボイベントが延期となった。webや広告、雑誌の仕事は今のところ影響は出ていないものの、9月以降はまったくわからない。4月から5月のときのように、すべての仕事がストップする可能性だってある。

でも、恐れてはいない。もう覚悟はできている。そうなったら、なったでHPや動画の制作など自分のできることをすればよい。飲食店の皆様をまた写真と文章で支援する。1円にもならない?うん、ならないよ。でも、お金がないところに「出せ」というのは鬼だ。儲けるだけが仕事ではない。喜んでくだされば、それでよいのだ。

今日は雑誌取材最終日。土曜日からお盆休み!と言いたいところだが、前半は原稿書きで終わると思う。後半は仕事場の掃除や片付け、新たに買ったiMacの入れ替えや設定など。1日くらいは仕事を忘れてゆっくりと過ごしたいと思っている。そのためにも頑張らねば!

 

※写真は、前からどーしても行きたくて一昨日にようやく訪問できた岡崎市『喫茶レストラン 丘』の店内。マスターやママさんにじっくりと話を聞いてみたい。