永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

究極的な目標。

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目標を立てること。

短期的なものではなく、

中期的なものでもなく、

究極的な目標を立てる。

 

例えば、

金持ちになりたい!

という目標を立てるとする。

 

金持ちになって

どうなりたいのか。

さらにその目標の先を考える。

 

すると、

イイ家に住んで、

イイ車に乗って、

年に数回海外旅行へ行く

豊かな暮らしがしたい!

と、どんどん掲げた目標が

具体的になっていく。

 

でも、

それだけではまだ足りない。

豊かな暮らしの

先にあるものは何かを考える。

 

私は豊かな暮らしなんて

興味がないから、

その先はわからない。

 

私の場合は、

撮ル、

書ク、

喋ル。

デ、

世界ヲ明ルク。

 

「世界ヲ明ルク」が

突き詰めて、突き詰めて、

辿り着いた

究極的な目標。

 

「できるわけがない」

「荒唐無稽だ」

「アタマがオカシイのでは?」

 

笑いたきゃ笑え。

馬鹿にしたけりゃすればよい。

 

40代の私に足らなかったのは、

究極的な目標を常に見据えて

行動することだった。

 

仕事の増減に一喜一憂し、

いつの間にか

「食っていくこと」が

目標になっていた。

 

食っていくこと。

そんなの、

カメラマンやライターを

志したときの

初期目標にすぎない。

 

それにずっとしがみついていた。

 

「お前は何がしたいんだ?」

「お前はどう生きるのか?」

自問自答を繰り返し、

究極的な目標に辿り着いた。

 

私は、自由になった。