永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

心のゆとり。

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月末ということもあって、何だか忙しい。月初めが〆切の原稿が3本抱えていて、うち2本は取材すらしていない。月末に取材して、すぐに原稿に取りかからねばならない。

月末から月初にかけて、テレビ出演やネット動画の出演などイレギュラーの仕事も多く、9月の第1週までは身動きがとれないほど。

痛感しているのは、オノレの技術のクオリティの低さ。忙しくなると、どうしても質よりもスピードを重視してしまうのが私の悪いクセ。

撮影した写真や聞いた話を現場で冷静に判断して、その場で考えつくだけのことをせねばならない。もう一度、自分自身に喝を入れなければ。

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今日は名古屋商工会議所の会報誌『NAGOYA』の取材と撮影。↑見開き2ページで、1ページは全面写真なので、ものすごく神経を使う。

画面の四方八方すべてに目を配り、シャッターを切る。料理は生きものゆえに、スピーディーに対応しなければ、どんどん劣化していく。

心にゆとりがあれば、そんな現場での緊張感すら楽しむことができる。それが仕事の楽しさでもある。今、私に足りないのは、心のゆとりだ。どうすれば、ゆとりを持つことができるのだろうか。

私の仕事の場合、まず、ネタ出しからはじまる。それにGOサインが出ればアポを取る。そして取材・撮影を行う。で、原稿を書く。これが仕事の流れだ。

1つの仕事を完結させるまでのスパンが長いため「線」として捉えがちであるが、これを「点」として捉え、1つ1つに集中するしかない。

あと、SNSをボーッと見たり、本を読んだりと、は無駄な時間を過ごすことも必要だろう。できれば、漫画喫茶へ行って、思いきり漫画を読みたい。2時間くらいでもイイ。あ、マッサージにも行きたいなぁ。

いちばんしたいのが、街を散歩しながら写真を撮ること。今は暑すぎて外へ出るのが億劫になっているもんなぁ。これも年をとった証拠かもしれない。

イイ仕事をするためには、ずっとオンで構わない!と、思っていたが、やはりオンとオフをしっかりと区別した方が良いかもしれない。適度なオフ。それを心がけよう。