永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

生放送ジャンキー。

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月末と月初めにかけて原稿の〆切が集中している。この状態を私は「原稿ウィーク」と勝手に呼んでいる。昨日、私にとっては大きな、重要な原稿を書き終えたことで、終盤を迎えようとしている。残すは1本のみ。おそらく、今日中には終わると思う。

先月末、10月の予定があまりにもスカスカだったので心配していた。が、今月に入ってからバタバタと仕事が入り、あっという間にスケジュールが埋まってしまった。

東京や岡山への出張も入ったし、月末にはテレビの収録や『メイク&フォト』イベント もある。なんか、充実してるじゃん(笑)。しかし、ある程度はゆとりを持たせないと、原稿を書く時間がなくなる。それだけは注意せねば。

さて、一昨日だったか、久しぶりに福田ちづるさんと喋った。ここのところ忙しくて、会ってもいなければ話してもいなかったのだ。

私がテレビ局から仕事のオファーをいただいたり、何か新しい仕事をすると、いつも彼女は自分のことのように喜んでくれる。この日もHP経由で仕事のオファーが来たことをFacebookに投稿したのを見て、わざわざ電話をくださったのだ。

冒頭で「スケジュールが埋まった」と書いたが、毎日取材に出ているわけではない。ちづるさんの場合は毎日。それも生放送で。そのプレッシャーはハンパないだろう。それでも彼女は「自分にしかできない」ことをしている。

彼女がMCを務めているNHK『さらさらサラダ』は、毎回さまざまなゲストが出演する。アイドルだったり、その道のプロだったりとジャンルも異なれば、年齢や性別も異なる。ゲストとの会話を番組的に成立させるには、MCが福田ちづるでなければならないのだ。

「私は結婚も、子育ても。親の介護も経験したから、その経験値を買われたのだと思う」と彼女は分析する。これから先、私も「自分にしかできない」ことにとことんこだわっていきたい。福田ちづるさんはジャンルこそ違えど、彼女の仕事のスタイルというか、向き合い方はとても参考になる。

あと、一昨日の電話で、これから福田ちづるさんが本を出すことになったら、私がライターとしてその構成を担当することになった。タイトルも決まった。ズバリ、『生放送ジャンキー』(笑)である。きっかけは、

「私、生放送でカメラが回っているときは、何でもできるの。“生放送ジャンキー”だから」という彼女のひと言だった。面白すぎる。私なら、タイトルを見ただけで買ってしまう(笑)。本の制作もそうだが、福田ちづるさんと仕事でコラボできれば、これほど楽しいことはないだろう。そのためには私も知名度を上げなくては。