永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

旧友。

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東京出張2日目。取材が終わって、夕方から旧友と再会した。20代の頃に、喜びも悲しみも共にした仲間だ。昔からメチャクチャ真面目なヤツだった。

チャランポランな私とはまったくタイプが違っていたが、なぜかウマが合った。真面目ではあっても、自分の考え方に固執するのではなく、誰でも受け入れる度量というか、それだけ器が大きかったのだ。

今だから言えるが、ヤツの、人としての大きさと、女々しくて弱い自分とを比較して、ヤツのような人になりたいと思った。人は他人にはあって自分にないものを求めてしまう。が、自分は自分のままでよく、自分にしかできないことがある。私はそこに気がつくまでとても時間がかかった。

1日目の夜に会ったTさんと同様に、久しぶりの再会だったが、ヤツはまったく変わっていなかった。

実は東京出張が決まる前から、ヤツとは連絡を取り合っていた。私のHP『メイク&フォト』のHPを見て、ネットでのPR手法についていろいろと聞いてきたのだ。

また、『メイク&フォト』のPVをこのブログで公開したときも、メールではなく電話をくれた。「PV、見たよ。スゴイ!カッコイイ!」を連発していた。私はHP制作の専門家でもないし、PRについて学んできたわけでもない。が、私のセンスを評価してくれたのだ。

今のところ、仕事に繋がるのかどうかはわからない。でも、私なんぞが役に立てるのなら、損得勘定を抜きにして喜んでやらせてもらうつもりだ。

「これからお世話になるから」と、ヤツは食事を御馳走してくれた。駅の近くにある魚介料理の店を予約していてくれた。注文したのは、お寿司。せっかく東京へ来たので、東京らしいものが食べたくなったのだ。

寿司の専門店でもないのに、やたらと旨かった。やはり、寿司や天ぷら、そばは名古屋の店が逆立ちしても東京には勝てないと思った。

ゴトウ、短い時間だったけど、久しぶりに会えて楽しかったよ。ありがとう。ご馳走様でした。