永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

打ち上げ。

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先日の岡山・倉敷の出張では午前中に取材・撮影を終わらせた。大急ぎで昼食を摂った後にネットカフェへ飛び込んで原稿をすすめた。そして、昨日は朝から夕方までみっちりとパソコンに向かうことができた。そのおかげで長文の原稿を1本を完成させた。

今、2本目の長文原稿を書いているのだが、明日は夕方まで時間はあるので、必ず書き上げる。と、なると、11月上旬までに3本。いずれも取材はこれから。11月12日までは土日祝に関係なく撮影と取材が入っているので、その合間に書くしかない。

さて、昨夜は、親友の中垣君と『メイク&フォト』のPVを制作してくれた中垣君の娘ちゃんの3人でささやかな打ち上げを開いた。

youtu.be

会場は中垣君のリクエストで名古屋市緑区『花ごころ 緑苑』。ここは取材が縁となり、近くに行った際にはよく立ち寄っている。

otonano-shumatsu.com

Facebookにもよくアップしていて、中垣君は私の投稿を見て、いつか行きたいと思っていたらしい。まさに「飯テロ」だ。

私と娘ちゃんは「海老フライ御膳」、中垣君は「焼魚御膳」を注文。さらに、昨年1月に亡くなった『和風フレンチレストラン 仁』の渥美仁規シェフがレシピを考案し、親交があった若女将の伊藤嘉美さんに伝えた「牡蠣クリームコロッケ」も追加。

2人とも、とても喜んでくれたのが私も嬉しかった。中垣君とはこれまでお寿司や焼肉などよく一緒に食べ歩いた。味の好みが合うので、一緒に食事するのが楽しい。今回は娘ちゃんも同行、いや、娘ちゃんがメインゲストだったが、舌が肥えないかが心配である(笑)。

前にも書いたかもしれない。『花ごころ 緑苑』は、もともと53年前に喫茶店としてスタートし、9年前に現在の業態へリニューアルした。柳橋や日比野の市場で若女将の伊藤嘉美さんが自ら仕入れる鮮魚を使った料理は定評がある。にもかかわらず、決して敷居が高くないのが魅力。近所にあったら入り浸ると思う(笑)。

魅力的なのは味だけではない。上記リンクの記事にも載せたが、喫茶店時代から脈々と受け継がれる「おもてなしの心」が何よりの魅力なのである。

接客は「つかず・離れず」ではなく、どちらかというとベタ(笑)。それが何とも心地よいのだ。これは伊藤嘉美さんの人柄もあるが、卓越した能力だと思う。本人は気がついていないかもしれないが(笑)。

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写真が『花ごころ 緑苑』の若女将、伊藤嘉美さん。地元、名古屋市緑区の有松絞りの割烹着&マスク姿でいつも店に出ている。嘉美さーん!昨夜はありがとうございました♪ 中垣君、娘ちゃん、ありがとうございました♪ また美味しいものを食べに行こうねっ!