永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

オンリーワン。

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いやぁ、昨日は申し訳なかった!いつも800字以上を心がけているこのブログが、たったの23字。いや、本当に情けないったらありゃしねぇ。すべては自己管理ができていない私の責任である。

一昨日は、友人であり、名古屋を代表する機械工具商社の社長であり、ブランディングプロデューサーでもある野田典嗣君に『メイク&フォト』の今後について、いろいろ相談にのってもらっていたのだ。

それで終わればよかった。つい、二次会、三次会へ行ったのがいけなかった。まぁ、メチャクチャ楽しかったんだけど(笑)。帰宅したのは深夜3時過ぎ。翌日は朝10時に西尾市で取材・撮影があり、自宅を8時には出発しなければ間に合わない。そこで私はブログではなく、睡眠を優先させたのだ。

さて、一次会の会場はWeb版『おとなの週末』の「バー応援企画」で紹介させていただいた新栄の『Food×Bar=Saloon(サルーン)』。

otonano-shumatsu.com

一昨日は、ネット配信動画『IZAKAYA HOTACON』で野田君の相棒を務めるホタコンさんや、11/12(木)に『メイク&フォト』イベントを開催する『山本屋大久手店』の専務、青木裕典君も同席してもらった。それぞれの立場で、いろんなアドバイスをいただいた。本当にありがたい。

話をしながら、ずっと私の頭に浮かんでいたのは、「オンリーワン」というフレーズ。オンリーワン、すなわち唯一無二の存在となること。フリーとなって、ずっと目標にしてきたことだ。と、いうか、自分は唯一無二の存在であると常に言い聞かせてきた。

 写真も撮れるライターもいるだろうし、文章も書けるカメラマンだっているだろう。そう考えると、その他大勢の中の一人なのかもしれない。しかし、写真や文章は手段の一つにすぎず、オンリーワンたる所以は、「自分だけにしかできないことがある」という事実にある。

30歳頃から、「自分にしかできないこと」という観点で仕事を選んできた。逆に、自分以外でもできることや相応しくないと思ったものは勇気を出して断った。20年近くもかかったが、だんだんとそれが認知されるようになってきた。今では、自分の好きなことしかやっていないと断言できる。

 『メイク&フォト』もカメラマン(ライター)兼ライター(カメラマン)と同様に、いやそれ以上に同じようなことをやっているカメラマンなりメイクもいるだろう。しかし、誰が何と言おうと、私はオンリーワンであると思っている。

メイクアドバイザーの山村えり子さん写真家である私、ナガヤにしかできないことなのだ。仮に、私が他のメイクさんと、また、えり子さんが他のカメラマンとコラボしたら、その写真はまったくの別物になる。それは間違いない。

『メイク&フォト』からでしか生まれない1枚があるのだ。何よりも、それを見たお客様の笑顔と、その姿を見た私たちの笑顔も『メイク&フォト』からでしか生まれない。

大切なことは、当事者である私たちではなく、第三者、つまり、お客様にオンリーワンと認めていただくことだ。SNSによる拡散など方法論は沢山あるが、これは発信し続けるしかない。大言壮語だ、ビッグマウスだとバッシングされようが、やる。ぜってぇ諦めねぇ。

自分の好きなことだけをするのに私は20年近くかかった。しかし、『メイク&フォト』を唯一無二の存在とするには、これまでの経験値があるのでそこまで時間はかからないと思っている。目標は半分の10年。えり子さんから「長すぎる!」と怒られそうだが、本気でやるにはそれくらいの覚悟は必要だ。

10年後というと、私は61歳。えり子さんが(ピーッ!)歳(※自主規制・笑)。うん。まだ、十分に時間はある。今年1年で7回開催(見込み)するのである。単純計算で10年後には70回。途中で挫折さえしなければ、その頃には間違いなくオンリーワンであると認知されているだろう。