永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

サイコーに楽しい2日間。

『三洋堂書店新開橋店』の「メイク&フォト」イベントが終わった。今回もさまざまなドラマがあった。

80歳すぎのお母様に刺激を与えたいと、母娘で参加してくださった方や今日、定年退職を迎え、そのお祝いにと知り合いから招待してもらった方などなど。

私とえり子さんはもちろんだが、三洋堂書店様のスタッフさんまで、その人からイイ表情を引き出そうと褒めちぎる。勘違いして欲しくないのだが、これは作戦とか小賢しいことではない。

メイクを終えて、カメラの前に立った姿と、会場に入ってきたときの姿とのギャップに驚き、讃嘆の言葉が自然に出てしまうのだ。

ある方は「“カワイイ“なんて言われたのは何年ぶりかしら?」と、照れながらも大変喜んでくださった。

また、今回はリピーターの方もいらっしゃった。

「前回、気に入った写真はありましたか?」と、私が訊ねると、

「実はPCの調子が悪くて、まだ見ていないのよ」と、おっしゃった。

その方は、写真よりも、メイクをしてもらって、照明機材が並ぶ空間でレンズを向けられることが楽しくてリピートしたのである。このような楽しみ方もあるのだ。

さらに、今回は空き時間に2人の男性に協力していただき、男性向けの「メイク&フォト」のデモンストレーションを行った。

f:id:nagoya-meshi:20201031224057j:plain

左がメイク前で右がメイク後。肌のマット感と目ヂカラがまったく違う。モデルとなってくれた彼はメイク初体験。撮影後に出来上がった写真を見て、

「自分に自信が持てました!」と大変喜んでらっしゃった。ちなみに、私のお気に入りはこの1枚。カッコイイでしょ?

f:id:nagoya-meshi:20201031234759j:plain

私は「メイク&フォト」イベントに「その日が、あなたの記念日になる」というキャッチコピーをつけた。まさにその通りだと思う。

「メイク&フォト」は、「メイクをして、写真を撮る」という、どこにでもあるイベントかもしれない。しかし、参加された方は、写真以外の「何か」も持ち帰ってくださったと思っている。

皆、本当にイイお顔をしてらっしゃった。私もえり子さんも皆様から参加料だけではなく、多くの喜びとパワーをいただいた。これは絶対にお金では買えない。だからこそ、できるだけ長く続けたい。私のライフワークにしたい。

今はまだ集客に四苦八苦しているが、告知した瞬間に満員御礼となるイベントへと育てていきたい。私たちが手掛ける「メイク&フォト」は巷のそれとは完全に一線を画しているということを知らしめたい。

そのためには、カメラマンの私とメイクアドバイザーのえり子さん、それぞれのブランド力を上げるしか方法はない。明日から私もえり子さんも「ソロ活動」となるが、それぞれの現場で最高の仕事をするのだ。

今年12月11日(金)・12日(土)にまた『三洋堂書店新開橋店』で開催される。それまでによりパワーアップした姿を見せられるように精進いたします。乞うご期待!

最後に、一昨日・昨日とご参加くださった皆様、ありがとうございました。「メイク&フォト」が開催されていると知って、訪ねてくださった皆様、ありがとうございました!えり子さん、三洋堂書店のスタッフの皆様、お疲れ様でした。サイコーに楽しい2日間でした。